ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

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オルティス氏のプレゼントにロドリゲス氏がジョークで横槍

 米大リーグ・ドジャース大谷翔平投手はメジャー7年目にして初のワールドシリーズ(WS)進出を決めた。歓喜の直後には球界のレジェンド3人が祝福。通算541本塁打のデービッド・オルティス氏からまさかのプレゼントが贈られたが、通算696本塁打のアレックス・ロドリゲス氏が横槍を入れ、大谷を笑わせていた。

 賑やかな収録だった。20日(日本時間21日)、本拠地で行われたメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第6戦に勝利し、自身初のWS進出を決めた大谷。同僚たちと歓喜を分かち合った後、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のインタビューに対応した。簡易スタジオで待ち構えていたのは、オルティス氏、ロドリゲス氏、そして通算3465安打のデレク・ジーター氏という豪華なレジェンド3人組だった。

 オルティス氏は「バッドボーイズだけがこれを着られるんだ」と切り出し、現役時代の自身の写真が入ったTシャツを大谷にプレゼント。写真の下には「MY DAWG(俺のダチ)」という文字も記されている。大谷は嬉しそうにTシャツを掲げて満面の笑み。オルティス氏は「YOU THE MAN(あんたは最高だ)」と叫ぶなど上機嫌で、ウィル・アイアトン通訳にも同じTシャツを手渡していた。

 そこに横槍を入れたのが、「Aロッド」の愛称で知られるロドリゲス氏。「ウィル、日本に帰ったらそのシャツで車をキレイにしろと彼(大谷)に伝えてくれ」と、使い古しのシャツのように“洗車用”にしろと強烈な冗談を飛ばした。アイアトン氏が日本語に訳すと、大谷も顔を後ろに反らし、白い歯を見せて笑っていた。

(THE ANSWER編集部)