シャープ「新型ミニバン」公開へ! 市販化前提の「斬新モデル」! 「まるで個室」な車内空間がスゴイ「LDK+」関西初登場!

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関西初展示の「LDK+」で未来のリビングを体感!

 2024年10月16日、フォロフライは同年10月19日にグランフロント大阪北館ナレッジキャピタルで開催される「第16回こたつ会議」に参画し、シャープとフォックスコンが企画・開発した初のEVコンセプトモデル「LDK+」を展示すると発表しました。

 フォロフライは、LDK+の開発に際し、EVエンジニアリング領域の知見を提供していることにより、今回の展示に至っています。

シャープ 新型「LDK+(エルディーケープラス)」

【画像】超カッコいい! これがシャープ「新型ミニバン」の全貌です! 画像で見る(16枚)

 こたつ会議とは、日本の伝統的な「こたつ」を舞台に、専門家やアーティスト、大学教授、著名人などがその時々のテーマについて自由に話し合うトークイベントです。

 16回目の本イベントでは、α世代やZ世代のモノづくり、オープンファクトリーが社会課題の解決に挑む「次世代のモノづくり」に焦点を当て、衣・食・住の3つの領域でトークや展示が行われます。

 フォロフライが開発協力したLDK+は、関西圏では初公開となります。

 LDK+は住空間コーナーに展示され、広い車内空間に設置された65インチ大型ディスプレイで、大迫力の映像体験が提供されるようです。

 今回展示されるLDK+とは、2024年9月17日と18日に東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催されていたシャープの技術展示イベント「SHARP Tech-Day’24 “Innovation Showcase”」で世界初公開されたEVコンセプトカーです。

 外観は、「デバイス感」が意識され、ムダをそぎ落としたようなソリッドなシンプルさと機能性を追求し、力強さも感じられるデザインです。

 インテリアは、生活家電を広く展開するシャープらしさが表現されており、まさに「室内」といった空間に仕上がっています。

 ウィンドウには液晶シャッターを採用してプライベートな空間を実現し、180度回転可能な後部座席や65インチ大型ディスプレイなど、随所に居住性が意識されています。

 ボディサイズは全長5m弱×全幅約2m×全高約2mとなっており、大きめのミニバンサイズです。

 参考までに、トヨタの人気高級ミニバン「アルファード」は「全長4995mm×全幅1850mm×全高1935mm」ですから、こちらは少し幅広めのサイズ感と言えます。

 現段階では、バッテリーやモーターの規格は固まっておらず、自走はできません。

 LDK+の開発は、2023年の夏頃から下準備が始まり、実際に部門が発足したのが2024年5月、同年9月にはコンセプトカーの発表とハイペースで進められています。

 市販化については、9月に行われたイベントで「数年後を目処にお客様や市場に出していきたいという目標を掲げている。現状のEVよりも安く、お求めやすいような価格を目指して頑張っていきたい」と開発者が話していました。