スポニチ

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 明治安田生命J2リーグは19日に3試合が行われ、首位の横浜FCは敵地で仙台に0―3で完敗。5月6日の千葉戦以来実に21戦ぶりの黒星を喫した。勝ち点は74のまま。1年でのJ1復帰はあす以降に持ち越しとなった。

 勝てば無条件でJ1昇格が決まる試合だったが、プレーオフ進出に負けられない仙台に序盤が勢いで押され、前半のうちに2失点。後半に反撃を試みたが、逆に突き放され、今季ワーストの3失点で敗れた。

 四方田監督は「選手は気持ちを込めて(試合に)入ってくれたけど、失点場面では甘さが出た。これだけ失点をしたことも(今季)初めて。今までやってきた姿ではなかった」と悔しさを露わに。

 20日に勝ち点63で3位の長崎が秋田に引き分け以下に終われば、次節を待たずしてJ1昇格が決まるが、指揮官は「残り3試合。まずは次の(ホーム)岡山戦。原点に立ち返って、やっていけたらと思います」と次戦を見据えた。

 20日にホームで山形と対戦する勝ち点73の2位清水は、勝てば無条件で3年ぶりのJ1復帰が決まる。