「FUJIFILM X-M5」シルバー

富士フイルムは、ミラーレスデジタルカメラXシリーズの新モデルとして、ファインダーを搭載しない小型軽量ボディが特徴の「FUJIFILM X-M5」を11月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はボディのみが13万6,400円前後、XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZが付属するレンズキットが15万2,900円前後。カラーはシルバーとブラックの2色。

ブラック

Xシリーズで最軽量の約355g、外形寸法は約111.9×38×66.6mm(幅×奥行き×高さ)の小型軽量ボディを実現。それでいて、動物や車などの動体をAIで検出できる被写体検出AFや、6.2K/30pの動画撮影機能など充実した機能を搭載。「1台で静止画・動画撮影に対応する」という。

裏面照射型約2,610万画素のX-Trans CMOS 4センサー(APS-C)と、画像処理エンジンX-Processor 5を搭載。さまざまな色調表現を楽しめる「フィルムシミュレーション」のモードを切り替えられるフィルムシミュレーションダイヤルを軍艦部天面に配置。モードダイヤルのAUTOモードとの組み合わせにより、初めてデジタルカメラを使用する人でも、色調豊かな画作りを手軽に楽しめるという。軍艦部天面にシンメトリーに配置したダイヤルが、カメラとしての美しさを際立たせている。

顔・瞳AFを搭載。さらにディープラーニング技術を用いて開発した被写体検出AFの採用により、動物・鳥・車・バイク・自転車・飛行機・電車・昆虫・ドローンをAIで検出する。

強力な電子式ブレ補正機能と高性能な内蔵マイク、6.2K/30p 4:2:2 10bitでのカメラ内SDカード記録により、快適な動画撮影も可能。4K/60pや1080/240p動画記録にも対応する。

「Vlogモード」で新たに搭載した「9:16ショート動画モード」を使うと、SNSで人気の縦型動画も簡単に撮影できる。

動画撮影時の「メディア記録設定」で選択可能なビットレートに、新たに8Mbpsと25Mbpsを追加。スマートフォンなどの外部機器への転送時間を短くし、撮影映像をそのままSNSにアップする作業時間の短縮に寄与している。

別売アクセサリーとして、既存の冷却ファン「FAN-001」も使用可能。長時間の動画撮影をサポートする。