59万円で「3人乗り」! 全長2.2m級の「コンパクトマシン」! 普通免許で乗れる“高コスパトライク”「VIVEL TRIKE」とは
3人乗り電動モビリティ「VIVEL TRIKE」とは
神奈川県伊勢原市に本社をかまえるバブルでは、3人乗り電動モビリティ「VIVEL TRIKE(ビベルトライク)」を展開しています。
一体どういったモデルなのでしょうか。車両の特徴や反響について、担当者に話を聞きました。
【画像】超カッコイイ! 新型「3人乗りトライク」を画像で見る(31枚)
バブルは、EVバイクやセニアカー、EV自動車、トゥクトゥクなどEV関連商品など多数販売している会社で、2006年に乗り物ショップとしてスタート。その後2022年にEVブランドの「VIVEL(ビベル)」をスタートしたといいます。
ビベルのラインナップのなかには、3輪のトライクと呼ばれる車両であるビベルトライクを展開しています。特徴について担当者は以下のように説明します。
「ビベルトライクは、『側車付軽二輪』というバイクのカテゴリーでありながら、普通自動車運転免許で使用でき、大人3人が乗車できる乗りものとして開発しました。
さらに車検や車庫証明書も必要なく、家庭用コンセントで簡単に充電して利用でき、ガソリン車とは違って、身近にかつ安全にご使用頂ける電動自動車として、日頃の通勤やお買い物、子供の送迎、高齢者の足として最適です」
ビベルトライクのボディサイズは、全長2250mm×全幅1020mm×全高1650mm。全幅約1mほどのため狭い道も難なく通ることができ、日常使いにも適しているコンパクトサイズです。
グレードは「STANDARD(スタンダード)」「HIGH END(ハイエンド)」「CUSTOM(カスタム)」の3種類展開で、それぞれモーター出力が1000Wから2000Wとグレードごとに異なります。
最高速度は、カスタムモデルで45-50km/h、最大航続距離は45kmから最大100kmまでです。
担当者の説明にもあるように、普通免許で運転可能で、ヘルメット不要でも運転が可能。維持費は250cc以下のバイクと同様だといいます。
また家庭用コンセントで充電でき、費用についてHPには「80kmあたり100円で走行可能」と説明しています。ビベルトライクの価格は、59万円から80万円です。
ビベルトライクの反響について、前出の担当者は以下のように話します。
「現在多くのメディアに紹介され大変多くの反響をもらっております。
いただくお声のなかには『子供の送迎に最適、子供も喜び購入してよかったです』「高齢で車を乗るのをあきらめていたが、この車両でしたら大事故にもつながる危険が少ないと思い購入しました』といった声もありました。
現在毎日多くのお問合せ、試乗予約をいただいております」
なお、ビベルは当社の商標登録で、共同製造工場より総代理店として独占契約をしており、バブル以外での購入はできないとのこと。
※ ※ ※
また9月15日には新型モデル「ビベルトライクV2」も登場予定しています。
カラーバリエーション4種類から選択可能で、使いやすさはそのままに最高速度や最大航続距離も従来モデルと比べてパワーアップ。
すでに注目も高いようで、担当者は「9月15日に発売されるビベルトライクV2も多くの予約販売をいただいております」と話していました。
引き続きビベルトライクの今後の動きが注目されます。