「フー・ファイターズ」のデイヴ・グロール
 先月、米人気バンド「フー・ファイターズ」のデイヴ・グロール(55)が、妻以外の女性との間に子どもが誕生したことを発表。さらに一部メディアは、「彼には15年来の愛人がいた」と別のスキャンダルも報じた。“良き家庭人”というイメージが強かったデイヴだけに大きな衝撃が広がっているが、かつての交際相手は「特に驚かない」と話している。

 そうしたなか、バンドは予定されていた音楽フェスティバルへの出演を急遽中止。活動休止するのでは?との憶測も広がっている。

◆音楽フェスへの出演をドタキャン

 フー・ファイターズは、9月29日(現地時間)に米北東部コネチカット州で予定されていた音楽フェスへの出演を直前でキャンセル。フェスが行われる数日前にバンドの公式SNSを更新し、次のように告知した。

「フー・ファイターズは今週末のサウンドサイド・ミュージック・フェスティバルに出演しないことになりました。詳細はフェスティバルのウェブサイトをチェックしてください」

 出演中止の理由は明かされていないが、デイヴが婚外子誕生を認めたことが影響しているとの見方が強く、ファンの間で怒りや動揺が広まっている。また現地の複数メディアは、バンドが無期限で活動休止する可能性も報じている。

 情報筋は英紙『ザ・サン』紙に対し、「デイヴは家にいて、家族の信頼を取り戻すことに集中している」としたうえで、「活動休止がバンドにとってもベストな選択」と語っている。

 先週日曜日には、娘とハロウィーンの飾りを買いに出かける姿がキャッチされたデイヴ。音楽活動よりも家族との時間を優先させていることが伺えるが、そのとき結婚指輪をしていなかったことで世間をざわつかせている。

◆「結婚生活外で生まれた娘の父親になりました」

「良き夫」「良きパパ」で知られるデイヴが、婚外子誕生を公表したのは9月中旬。自身のインスタグラムに、次のような声明文を投稿し、衝撃の事実を明らかにした。

「私は最近、結婚生活外で生まれた新しい娘の父親になりました。この子にとって愛情深く協力的な父親になるつもりです。妻と子供たちを愛していますし彼らの信頼を取り戻し許しを得るため全力を尽くしていく所存です。関係する全ての子供たちに対する皆さんの配慮に感謝しています。私たちは共に前進していきます」

 デイヴはTVプロデューサ−だったジョーディン・ブラムさんと2003年に結婚。現在18歳、15歳、10歳になる3人の娘がいる。2012年の米誌『タイム』の取材では、家族についてこう話していた。

「私の行動全てが変わった。子供ができると違う目で人生を見れるようになる」
「家族のおかげでより思いやりのある人間になれた」
「その新しい考え方が曲作りに反映されている」

 夫婦仲が良いことでも知られ、今年7月には英ウィンブルドン選手権を妻ジョーディンさんと仲睦まじく観戦する姿が目撃されていた。

◆「ポルノ界の女神」と15年不倫?! 新たな疑惑が浮上

 妻と子供たちからの信頼を「取り戻す」と宣言したデイヴ。ところが、新たな女性スキャンダルも浮上し、ますます窮地に追い込まれることに。

 英芸能サイト『Daily Mail Online』など複数メディアは、デイヴが「ポルノ界の女神」と評されるアナリース・ニールセンさんと、15年間にわたり不倫関係にあったと報じている。報道によると、アナリースさんは有名アダルトサイトを運営し、業界では知る人ぞ知る編集者だそう。また、デイヴが今回公表した婚外子の母親ではないという。

 アナリースさんの知人たちの話によれば、デイヴとジョーディンさんが結婚してからほどなくして、2人の不倫が始まり、少なくとも2019年頃まで関係が続いていたという。なかには、「2人が家で親密そうにしている様子を目撃した」と話す友人も。