巨人・菅野智之 (C)Kyodo News

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◆ DeNA・オースティンは大逆転で首位打者

 セ・リーグは6日、レギュラーシーズンの全日程が終了。個人タイトルが確定した。

 投手部門では巨人のリーグ優勝に貢献した菅野智之が、15勝3敗で最多勝と最高勝率の2冠。最優秀防御率のタイトルを獲得した中日の郄橋宏斗は、2リーグ制以降での球団新記録となる防御率1.38をマークした。

 中日守護神のライデル・マルティネスは2度目のセーブ王。最優秀中継ぎ賞は中日の松山晋也と阪神の桐敷拓馬で分け合い、最多奪三振のタイトルは巨人の戸郷翔征が2年ぶりに獲得した。

 打撃部門ではヤクルトの村上宗隆が、本塁打と打点王の2冠。大逆転で首位打者に輝いたDeNAのタイラー・オースティンは、来日5年目で初タイトルとなった。

 1厘差で首位打者のタイトルを逃したヤクルトのドミンゴ・サンタナは最高出塁率賞を獲得。同僚の長岡秀樹は最多安打のタイトルを獲得した。阪神の近本光司は3年連続5度目の盗塁王。19盗塁での受賞はプロ野球史上、最少記録となった。

 各タイトルの受賞選手は以下の通り。

【セ・リーグ個人タイトル】

●投手部門

最優秀防御率:郄橋宏斗(中日)1.38 <初>

勝率第一位 :菅野智之(巨人).833 <2度目>

最多勝利  :菅野智之(巨人)15勝 <4度目>

最多セーブ :ライデル・マルティネス(中日)43セーブ <2度目>

最優秀中継ぎ:松山晋也(中日)43HP <初>

      :桐敷拓馬(阪神)43HP <初>

最多奪三振 :戸郷翔征(巨人)156奪三振 <2度目>

●打撃部門

首位打者 :タイラー・オースティン(DeNA).316 <初>

最多安打 :長岡秀樹(ヤクルト)163安打 <初>

最多本塁打:村上宗隆(ヤクルト)33本塁打 <3度目>

最多打点 :村上宗隆(ヤクルト)86打点 <2度目>

最高出塁率:ドミンゴ・サンタナ(ヤクルト).399 <初>

最多盗塁 :近本光司(阪神)19盗塁 <5度目>