10月5日は、番組の新MCに就任した山本舞香さんが故郷の鳥取を巡り、自身のこれまでのヒストリーを紐解きます。芸能生活は13年目。デビューのきっかけは、12歳の時、鳥取美少女図鑑に掲載された写真だった。透明感のある淡麗な容姿が注目され、人生が目まぐるしく変わった。初めて受けたCMオーディションに合格し、ハウスメーカーのイメージガールに抜擢された。中学卒業後、単身で上京。モデル、俳優、バラエティー番組の出演など多忙な日々を送った。今回、卒業以来、初めて地元の中学校を訪れた。正直、戻りたい場所ではなかった。学校には馴染めていなかったと思う。東京で仕事を終えて、飛行機に乗って、空港から学校に向かうこともあった。自分の居場所は売店と校長室だけ。卒業式も出られず、校長室で卒業証書を受け取った。「東京で負けて帰るわけにはいかない」。誰にも言えなかったけれど、強がって、ずっと孤独と闘っていた。当時、反抗ばかりしていた自分に、よく声をかけてくれた恩師と再会した。周りのみんなが、応援してくれていたことを初めて知った。私は自分と向き合うことから逃げていたのかもしれない。この旅で、過去の自分から目を逸らさずに、しっかり自身と向き合うことができた。自分を愛してくれる温かい街で、思いっきり深呼吸した。