有吉弘行が、9月22日放送の冠ラジオ番組『有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER』(JFN)で、元SMAPの木村拓哉と、トレーニングジムで遭遇した際のエピソードを明かした。

 ある日、ジムを訪れた有吉は、木村の姿を見つけながらも、おそれ多かったのか、目を合わせないようにしていたという。

 すると、木村のほうから「なんで目を合わせないの」と声をかけてきたため、有吉は「すいません。気づかなくて」と釈明するも「いやいや、さっきから気づいていたでしょ」と、さらなるツッコミまで入れられてしまったという。

 そのあと、木村から「はい、水あげます」と差し入れをちょうだいしたことも、有吉は明かしていた。

 なんとも“キムタク”らしいフランクなやり取りに思えるが……。スポーツ紙記者はある“矛盾”が気になったという。

「2024年5月に、お笑いコンビ・霜降り明星粗品さんが、自身のYouTubeチャンネルで、テレビ局の廊下ですれ違った木村さんが粗品さんのあいさつを無視し、さらに全身をなめ回すようににらんできたと暴露したんです。そのエピソードの印象と、今回の有吉さんが語る木村さんの印象が、少し違うような感じでした。

 粗品さんはたびたび、木村さんに関する暴露をおこなっており、なかには身長163cmの相方のせいやさんよりも、木村さんのほうが目線が下だったとして“身長詐称”疑惑を投げかけるようなイジりも見せていました」

 じつは、この粗品の暴露のあとに木村への“フォロー”を見せた人物がいる。それは、品川庄司の品川祐だ。2024年7月、粗品の暴露を受けて、自身のYouTubeチャンネルで木村について「めちゃくちゃいい人」とフォローを入れていたのだ。

 そして、「人によって態度を変えているのでは」と、粗品に“毒づく”様子も見せていた。

「今回の有吉さんのエピソードがいつごろのことなのかは明かされていませんが、少なくとも木村さんと同じジムに通っている時点で、それなりに“売れた”後のできごとでしょう。

 品川さんが語った木村さんとのエピソードについては、自身がお笑い芸人として大ブレークした後のことと明かされていましたが、有吉さん、品川さんは木村さんと同世代。

 それに比べ、粗品さんは木村さんから見れば、20歳ほど下の“ブレイクしたての若手芸人”と見えたのかもしれません。品川さんが語った『人によって態度を変える』という推測が、悪い方向に当たってしまったのでは」(前出・スポーツ紙記者)

 まさか、粗品が有吉に負けず劣らずの“毒舌芸人”になるとは、当時の木村は思いもよらなかったのか――。