ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

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本拠地ロッキーズ戦で起死回生の同点53号

 米大リーグ・ドジャース大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地ロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場し、1点ビハインドの9回に起死回生の今季53号同点ソロを放った。続く2番ムーキー・ベッツに本塁打が飛び出し、チームは6-5でサヨナラ勝ち。チーム内の打撃成績のほとんどの部門が大谷の“独占市場”となっている中で、ついに“牙城”を崩す選手が出現。米データ会社が紹介すると、日米ファンから「オスカー発見!」「ついにきたー」といった反響が寄せられている。

 4-5と1点を追う9回先頭で打席に立った大谷は、ロッキーズ右腕ハルボーセンがカウント2-1から投じた4球目、低めのスプリットを右中間スタンドへ運んだ。ダイヤモンドを一周する際には珍しく何事か吠えてチームを鼓舞。すると続くベッツも左翼席へ19号を運び、チームは6-5でサヨナラ勝ちした。

 打球速度114.7マイル(約184.6キロ)、飛距離432フィート(約132メートル)という大谷の驚異の一発。特に打球速度はまたも180キロ超えという相変わらずの数字となった。米国のデータ分析会社「コディファイ・ベースボール」公式X(旧ツイッター)は「ドジャースの今シーズン打球速度トップ35」とつづって画像を公開。これまでも、この種の記録を紹介した画像は大谷の顔だらけで“独占市場”の様相だったが、今回は35枚の顔写真の中に1枚だけテオスカー・ヘルナンデス外野手の顔が入った。

 20日に放った30号が打球速度114.1マイル(約183.6キロ)を記録。見事35傑にランクインした。

 これには米ファンから「オスカー発見!」「Teo」「ほんと、この(画像の)Tシャツを作るべきだよ」といった声が。日本人ファンも反応し「テオスカー探しみたいになってる」「ついにきたーー!! ワンポイントアクセントのテオスカー」といった声が上がっている。

(THE ANSWER編集部)