５回２死２塁、５２号２ランを放った大谷（２０日）＝片岡航希撮影

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　【ロサンゼルス＝帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平は２０日（日本時間２１日）、本拠地ロサンゼルスでのロッキーズ戦に１番指名打者で出場し、五回に２試合連続の本塁打で、自己最多を更新する５２号２ランを放った。

　打球は中堅左に飛び込み、飛距離４２３フィート（約１２８・９メートル）を記録した。七回には５２盗塁目となる二盗を決めた。自らの記録を伸ばし、「５２本塁打、５２盗塁」となった。

　１―２の五回二死二塁で、左腕フリーランドが投じた真ん中高めの９２・１マイル（約１４８・２キロ）の直球を、やや強引に振り抜いた。試合をひっくり返す逆転アーチ。前人未到の「５０本塁打、５０盗塁」を達成した前日のマーリンズ戦では、３打席連続本塁打を含む６打数６安打１０打点の活躍を見せており、レギュラーシーズン最終盤で調子を上げている。