【ラ・リーガ】マジョルカ 1-0 レアル・ソシエダ(日本時間9月18日/ソン・モイシュ)

 味方に対する怒りの声が響き渡った。レアル・ソシエダのMF久保建英が右サイドで相手2人に囲まれてバックパスも、味方のサポートがなく怒りを露わにした。これにはファンも「そりゃそうだよな」「可哀想なチーム状況すぎる」と同情している。

【映像】久保建英、完全孤立で声を荒げた瞬間

 5節終了時点で未だ1勝のみと開幕から苦しんでいるソシエダが、マジョルカのホームに乗り込んだこの一戦。久保は先発メンバーから外れるも、後半頭から途中出場した。

 注目のシーンはが0-1とビハインドで迎えた試合終了間際の90+2分だった。敵陣内で右SBのアルバロ・オドリオソラから久保に縦パスが入れる。これを受けた久保は縦に突破を仕掛けるも、相手DFもこのドリブルに食らいつく。中へ切り返しを試みたが、もう一人のDFがカバーリングにきたため、突破を断念してバックパスを選択した。

 しかし、後方のオドリオソラが久保に追随しなかったため、久保が想定していたよりも距離が離れていた。久保はパスを出した瞬間にその事実に気がつくと、声を荒らげて両手を広げるジェスチャー。サポートをしなかった味方に対して不満を爆発させた。遅れたオドリオソラはすぐさまパスを叩いたが、これもズレてボールロストしてしまった。

 この一連にはファンも注目。SNSには「ブチギレてるな。そりゃそうだよな」「可哀想なチーム状況すぎる」「サイドで孤立しててボール持ったら2人くるの無茶苦茶やな」「久保が可哀想」「ソシエダ本当に厳しいなぁ」「タケ、移籍しよう」「タケストレス凄いだろうな」と久保に対する同情の声が多数投稿された。

 試合は、ソシエダが前半にハンドで与えてしまったPKにより0-1で敗戦。これでソシエダは連敗となった。なお、勝利したマジョルカではFW浅野拓磨が63分から途中出場している。

(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)