中国の2億5700万人の新中産階級はどんなブランドのスマホを選ぶのか―中国メディア

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中国メディアの快科技によると、7月時点で前年同月比4.8%増の2億5700万人に達した中国の新中産階級が選ぶスマートフォンのブランドは1位の華為技術(ファーウェイ)と2位のアップルを合わせると全体の半数超になることが、中国のモバイルビッグデータ調査会社QuestMobileのデータから分かった。

QuestMobileによると、新中産階級とは、年齢が25〜40歳で、「三線」以上の都市に住み、オンライン消費能力が1000元(約2万円)以上で、オンライン消費意欲が中・高レベルにある人々を指す。

新中産階級が選ぶスマホブランドは、ファーウェイが28.6%でトップとなり、アップルが26.3%と僅差で続き、以下、vivo(ビボ)が14.5%、OPPO(オッポ)が9.5%、小米(シャオミ)が9.1%、HONOR(オナー)が6.6%、サムスンが3.0%だった。

前年同月との比較では、ファーウェイとアップルが共に1.3%増だったのに対し、他の5ブランドは軒並み下回った。

快科技の記事は「このデータは、ハイエンドスマホ分野におけるファーウェイとアップルの揺るぎない支配力を示している」と伝えた。(翻訳・編集/柳川)