ももクロ・百田夏菜子、番組MCでやりたい放題!? 謎の“百田ルール”発動!

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ももいろクローバーZのリアルな姿を配信するテレ朝動画のオリジナル番組『ももクロChan』。

#724は新企画「本日、飯塚定休日。」をお届け!

◆MCなのに因縁をつける夏菜子

「本日、飯塚定休日。」は、いつも番組MCを担う東京03の飯塚悟志をゆっくり休ませてあげるために、メンバー自らMCを担当する企画だ。番組の人気企画とMCを担当するメンバーは、BOXから引いた札で決定する。

今回は、前回に引き続き百田夏菜子のMCで「ももクロ一致ポーカー」を行っている。

「一致ポーカー」とは、お題に対する回答数の組み合わせで、設定された役を達成するオリジナルゲームだ。役は「オールイッチ:4人全員一致」「ハーフ&ハーフ:2人一致が2組」「スリー・ワン:2人一致と1人」の3つ。時間制限までに3つの役ができた場合、MCが自腹でごほうびを出すことになっている。

ずっと一致ポーカーがやりたかった飯塚は、佐々木彩夏がMCを担当した際には「めちゃめちゃ楽しい、この企画」とご満悦だったが、司会が百田に変わってから「全然楽しくない!」と不満げだ。

パネラー陣の回答にあっさりと返したり、身振り手振りが大きかったり、声が急に大きくなってメンバーをビックリさせたり、百田の理不尽な司会ぶりに全員が翻弄された。

しかし、今回は「学校の怪談といえば?」というお題に「トイレの花子さん」で4人の回答が一致し、「オールイッチ」クリア。ようやくペースを取り戻せたかに思えた。

続いてのお題は「カラオケボックスのフードメニューといえば?」。目指す役は「ハーフ&ハーフ」だ。

百田の「最近、カラオケ行ってますか?」という質問に、飯塚は東京03の単独公演ツアーの合間に相方の角田晃広と行ったエピソードを明かす。飯塚のリクエストする長渕剛のナンバーをひたすら角田が歌うという会だったそう。百田のMCでようやく貴重なエピソードが飛び出した。

しかし、肝心の回答タイムでまた百田がひと波乱を起こす。

玉井詩織が「たこ焼き」を出したあと、飯塚が「フライドポテト」、佐々木が「ポテトフライ」を出し、一致したかと思いきや、百田が「それはちょっと卑怯ですね。出てくる商品は一緒ですけど。出したときの見た目がねぇ」と、思いもよらない疑問を呈したのだ。

因縁をつけるMCなど前代未聞だが、百田は「じゃあ『細』か『太』かを『せーの』で言って、揃ったらよしとしましょうかね」と、謎の“百田ルール”を発動させる。

その結果、佐々木と飯塚は「細」でなんとか一致。この結果になぜか百田が「やったー!」とうれしそうだ。ちなみに高城れにが「からあげ」と答えたため、役は不成立に終わった。

◆MC・百田のそっけない相づち「そうなんだ。へ〜」

「『東京』とつく建造物といえば?」は、「東京ドーム」(飯塚)、「東京タワー」(玉井)「東京スカイツリー」(高城)、「東京都庁」(佐々木)となり、役は不成立。

気を取り直して、佐々木が「焼き肉の部位といえば?」を出題する。ももクロの3人が一致し、飯塚だけズレるという想定だ。

高城が「タン」を出すと、なぜか百田は「これはタンですか?」と、英語の教科書のような文章で問いかける。

玉井が「タン」と続くと、百田は「やっぱタンですか?」と謎の問いを繰り返す。そして佐々木も「タン」で見事「スリー・ワン」リーチとなったが、飯塚も「タン」と回答し、クリアならず。

玉井が「私たち(ももクロ)はタンです」と言うと、佐々木が「あなたはタンですか?」と問い、飯塚が「僕はタンです」と答える、謎のくだりが生まれる。

MCが百田になってやりづらそうな4人。玉井が出題に迷っている間も、スタジオがシーンと静まり返ってしまう。

飯塚が「こういうとき、つないでくださいね」と促すと、百田は「焼き肉について話しましょう。タンが好き? 一番?」と聞く。飯塚が「一番ってなったらハラミですかね」と答えると、百田は「そうなんだ、ハラミなんだ。へ〜」と興味がなさそう。これには飯塚も思わず「広げなさいよ!」と苦笑いだ。

玉井は、ハーフ&ハーフとスリー・ワンどちらでも行けるように「夏に聞きたい、ももクロの曲といえば?」を出題。

飯塚は、何度も現場で聴いていて耳なじみはあるのだが、曲名がわからないと不安げだ。「タイトル合ってなくてもいいですか?」と聞くと、百田は「ダメです!」と厳しい。

玉井が「伝わればいいよね?」と助け舟を出すが、百田は「ダメだよ、ダメだよ。一言一句!」と譲らない。

しかし玉井と高城が「ワニとシャンプー」、佐々木と飯塚が「ココ☆ナツ」で見事ハーフ&ハーフをクリアした。

◆「私は必要な存在だったかもしれないね」

残る役は、スリー・ワンのみ。百田は「盛り上がってきちゃってる!」と言うが、玉井は「MCでたまに盛り下がる」とひと言。飯塚からも「人気のない学校の先生みたい」と言われ、MC百田の評価は散々だ。

このあと、高城は「誰でも知っているプロレス技といえば?」を出題。回答中の時間をつなごうと、百田は「プロレスの技はかけられたことありますか?」と聞くが、佐々木は「盛り上がらないなぁ。書いてるから言いづらいよね」とグチる。

そしてここでも回答は佐々木と高城が「ジャイアントスイング」で一致したものの、玉井が「4の字固め」、飯塚が「パイルドライバー」で不成立に。

飯塚に「佐々木さん入ってから揃わないなぁ」とイジられた佐々木が「今のはしおりんだったじゃん! ももクロといえばジャイアントスイングじゃん!」と応戦する。

しかし百田は「揉めないで、揉めないで!」と雑な仲裁をし、佐々木に「言うだけでなにも解決してくれない」と言われるのだった。

ここでラスト問題に! 残るはスリー・ワンのみ。

百田は「決められたら最高じゃない?」と問い、飯塚が「最高」と答える。さらに百田は「決められなかったら?」と聞き、飯塚が「最悪」と言う。

この奇妙なやりとりに飯塚も「今のくだり、いる?」と怪訝な表情だが、気をよくした百田は、この「最高」「最低」のコール&レスポンスをリピートし、「最高目指してがんばりましょう!」とご満悦だ。

飯塚は「しりとりで『りんご→ゴリラ→ラッパ』の次といえば?」を出題する。

しかし、これは全員「パンツ」で一致してしまい、スリー・ワンならず。ちなみに百田は「パセリ」一択だったそう。自分がいれば「スリー・ワン」クリアだったという結論に、百田は自ら「必要な存在だったかもしれないね」と笑った。

完全に百田のMCに振り回された4人。最後の締めでも「次回からまたサトシのメインMCということで、戻る感じになるんですけど、今日も大好評だったので…」と言い出し、飯塚に「まだわかんないよ!」とツッコまれるのだった。