「ヤバい人間ばっかり」「演技が鳥肌」ドラマ『スカイキャッスル』“ドロ沼”衝撃シーンまとめ
燃えたぎる野心、猛烈な見栄とプライド、そして誰にも言えない秘密を抱えた華麗なるセレブ妻たちの“ドロ沼マウントバトル”を描くドラマ『スカイキャッスル』。
本作は主演・松下奈緒を筆頭に、木村文乃、比嘉愛未、高橋メアリージュン、小雪ら豪華キャストが集結。次々と繰り広げられる衝撃の展開と、俳優陣のインパクトの強い強烈な芝居が、SNS上で「演技がガチで鳥肌」「ヤバい人間ばっかり」と話題を集めてきた。
本記事では、中でもとくに反響を呼んだ印象的なシーンをピックアップしていく。
【映像】第1話〜第6話までをサクっとおさらいできるダイジェスト動画も有
◆ドロ沼は大人だけじゃない!? 初回から衝撃が走るセレブ一家の悲劇
『スカイキャッスル』でまず視聴者を驚愕させたのが、第1話で描かれた“冴島一家の光と闇”だ。
セレブが集まる高級住宅街・スカイキャッスルに住むセレブ妻・冴島香織(戸田菜穂)は、息子の冴島遥人(大西利空)が超難関の帝都医大付属高校に合格し幸せの絶頂にいた。
主人公のセレブ妻・浅見紗英(松下奈緒)も「理想の家族よ。息子は最高の学校に合格、ご主人は将来の院長候補。香織さんは人生の勝利者よ!」と香織に憧れの眼差しを向ける。
しかしある日突然、香織は高所から飛び降りてしまった。
香織がいきなり自ら命を絶つ展開に、視聴者からは「まさかの第1話退場」「なんで飛び降りしたの」と驚く声が続出した。
後日、紗英は香織の息子・遥人の日記を発見。日記には、「成績が落ちると殴る父。順位が下がると死ねとまで言われた」「それを見て見ぬふりで勉強だけを強要する母」「死ぬべきは親の方だ」と壮絶な恨み言がつづられていた。
さらに続く第2話では、中学生の遥人が家政婦を妊娠させていたことが発覚。前半からフルスロットルでドロドロの展開が繰り広げられた。
◆“隣人ガチャ”失敗!松下奈緒VS木村文乃ブチギレバトル
香織の死をきっかけに引っ越していった冴島家に代わり、スカイキャッスルに引っ越してきた南沢泉(木村文乃)。
第2話では、じつは過去に紗英と面識がある泉が、紗英の“重大な秘密”に気がついた。
泉が悪気なく昔話をすると紗英は、「これ以上その話には触れないで」「今度余計なこと喋ったら、私何するかわからないわよ?」と脅しをかける。
泉を威圧する紗英を松下奈緒が迫力たっぷりに演じ、SNS上で「バチバチなのが伝わるぅ」「怖い、、と思わせられるってすごい」と反響を呼んでいた。
◆「札束まで渡すのか…」JC買収!手段を選ばないセレブ妻
第4話では、紗英が娘の瑠璃(新井美羽)を生徒会長選挙で当選させるため暗躍する。
敏腕受験コーディネーター・九条彩香(小雪)から、内申評価を上げるため瑠璃を生徒会長選挙で当選させるようアドバイスを受けた紗英。しかし生徒会長選挙には、人望厚き優等生・山田未久(田牧そら)も立候補を予定しており、瑠璃の当選は難しく思われた。
そんなとき紗英は、未久が母親の入院費を稼ぐため同級生の課題を肩代わりして大金を得ている現場に出くわす。
さすがの紗英も未久に同情し、彼女の不正を利用して娘を当選させることをためらった。しかし九条から「不正を働いた生徒が会長になるのは、学校としても問題ですよね」「なにも遠慮はいりませんよ」と背中を押されると、すぐに考えを改める。
紗英は未久を呼び出し、不正を撮影した映像を見せながら「あなたがしたことは校則違反よね?」と問い詰めた。紗英は、「安心して、あなたが立候補を辞退してくれたら秘密は守りますから」と取引を持ちかけ、札束を残して去っていく。
未久に同情しつつも容赦なく追い詰める紗英に、SNS上では「札束まで渡すのか…」「紗英さんこわーい」と震え上がる視聴者が続出した。
◆「スカッとした」“モラハラ夫”に耐えかねたセレブ妻がハンマーを持ち出し…
『スカイキャッスル』の中でも“スカッとする名シーン”を生みだし続けているのが、セレブ妻の二階堂杏子(比嘉愛未)だ。
杏子の夫・二階堂亘(鈴木浩介)は“過度な教育パパ”で、息子の翔(柴崎楓雅)にモラハラレベルの教育をおこなっていた。
第3話では息子を“牢獄のような窓無し部屋”で勉強させ続ける夫に、「行動を起こさなきゃ何も変わらない」と杏子が決意を固める。
杏子は夫が出張に行った隙に業者を呼び、自らもハンマーを持って窓のない勉強部屋を破壊。
息子を守るため行動を起こした杏子に、SNS上では「度胸すごい!」「本当にスカッとした」「夫ざまーみろだったな」と視聴者から興奮の声が相次いだ。
◆壁破壊セレブ妻、今度は夫の“誕生日プレゼント”を粉々に
杏子は第6話でも夫への痛快な反抗を見せる。
第5話では亘が、息子の翔に誇らしげな顔で、「お父さんが翔の誕生日に“ピラミッド”をプレゼントしたときの言葉を覚えてますか?」とピラミッド型の置物の隣に立った。
翔が力なく「ピラミッドの頂点を目指せ…」と答えると、亘は「そうだよ!目指せ翔!」と鼓舞。「ピラミッドは社会の象徴です。底辺をはい回る人生と、頂点で光を浴びる人生があるならばどっちを選ぶのか、答えは明白ですよね」と威圧した。
まさかの誕生日プレゼントに、SNS上では「こんな誕プレは嫌だ」「亘さん…引くわ…」と戸惑う視聴者が相次ぐ。
すると第6話で、この“ピラミッドシーン”の続きが展開された。
自分の夢を勝手に息子に押し付ける亘に、妻・杏子の怒りが爆発。呆れたように「くだらないわ…あなたの夢はくだらない!」と言い放つ。
杏子はそのまま「地球は丸いのに何がピラミッドよ!」と亘の手から置物を奪い、地面に叩きつけた。
杏子の行動に「ああーっ!」と亘が慌てふためく一方、息子の翔はわずかに笑みを見せる。
“過度な教育パパ”に反撃する杏子に、SNS上は「よく言ったー!」「どんどん強くなってる」と大盛り上がり。亘を全力で演じる鈴木浩介の芝居がクセになる人も多く、「この夫で一生笑ってる」「壊された時めっちゃ乙女w」と、一周回って愛されキャラになり始めていた。
◆小雪豹変!セレブ妻の不幸をあざ笑う怪演長尺シーンに「1番怖かった」
そして小雪演じる謎多き敏腕受験コーディネーターの九条彩香も、『スカイキャッスル』で印象的なシーンが多い登場人物だ。
主人公の紗英は、娘の瑠璃を難関校に合格させるため九条と契約。九条は基本淡々とした喋りのクールな雰囲気の人物で、瑠璃の指導も的確にこなしていた。
しかし第5話で、雇い主である紗英の“嘘”が周囲にばれたという情報を秘書から聞くと様子が一変する。
しばし黙り込んだ九条は、段々噴き出しそうな表情に。そして堪えきれなくなった九条は声を出して笑い、心底おかしそうに、持っていた書類でバンバンと机を叩いた。
落ちぶれていく紗英をあざ笑う九条を小雪が怪演し、SNS上で「1番怖かった」「最高にゾクゾクした」と視聴者を震え上がらせた。
さらに九条は、嘘をついていた母親の紗英を信じられなくなった瑠璃に「私も母親が苦手でした」「親こそが使い捨てにされるべき存在なのです」と言い聞かせ、瑠璃を支配していく。
ほかにも、別の相手との隠し子発覚、登場人物の死、女子中学生の復讐など衝撃的な展開が続々と襲いかかるドラマ『スカイキャッスル』。
9月12日(木)に放送される第7話からは物語がついに最終章に突入する。
はたして、高級住宅街に住むセレブ妻たちの行く末はどうなるのか?