シティとの契約は2025年までとなっているペップ photo/Getty Images

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開幕戦ではチェルシーとの難しいゲームを制し、移籍市場では元キャプテンであるイルカイ・ギュンドアンをフリーで再獲得するなど、ポジティブな話題が続いているマンチェスター・シティだが、115件に及ぶ財務違反疑惑問題が解消されない限り、手放しで彼らが称賛されることはないだろう。

シティの財務違反に対する聴聞会は9月から開始され、10週間に渡る審問が予定されている。早ければ判決は2025年初頭に下されると、英『The Times』が伝えている。

「この裁判がすぐに始まり、すぐに終わることを願っている。できるだけ早く何が起こっているのかを公表し、判決を受け入れるつもりだ」

英『TheGuardian』では、シティのペップ・グアルディオラ監督が言及され続ける不正問題について、早期解決を望んでいるとコメントしている。また、判決が下されることで予想される選手のパフォーマンスへの影響については、「こうなることはわかっていた。判決を受け入れて、試合に集中するだけだ」と語っている。

有罪の判決が下れば、「70から80ポイントの減点の可能性がある」とプレミアリーグの幹部が同メディアに語っており、現実のものとなればプレミアリーグの残留は難しいだろう。そうなれば選手のパフォーマンスが下がってしまうことは容易に想像できる。ペップがコメントした「試合に集中する」ということはかなり難しくなるはずだ。ペップとシティとの契約は今季までとなっており、名将の去就にも影響は大きいといえる。