都会の中にある廃墟や奇妙な場所を訪れる都市探検家。英国で活動する2人の都市探検家は先日、驚くべき場所を訪れました。「これまで訪れた中で最も怖い所だった」というそこには、異様な光景が広がっていました。

↑廃墟の中には異様な光景が…

 

ミッチ・ジョンソンとジェイク・パーは、親友でありながら一緒に都市探検家として活動しています。そんな2人が訪れたのは、マンチェスターから6時間半離れた、スコットランドのセルカークという地。お目当ての場所はここにある1軒の廃屋です。

 

中に入ってみると、家の至る所にぬいぐるみが山のように積み込まれ、部屋中を覆っているのです。その数は何千体、何万体にも及ぶかもしれません。キッチンも寝室も、どの部屋も大量のぬいぐるみだらけ。家の中にごみが山積みになった「ごみ屋敷」ならぬ、「ぬいぐるみ屋敷」の状態です。

↑ぬいぐるみだらけ(画像提供/Dogtooth Media/YouTube)

 

ホコリをかぶり、クモの巣もある、この異様な光景に、ジョンソンは「室内の空気が湿っているように感じた。そして、ぬいぐるみの中に誰かがいるかどうかわからなかったし、誰かに監視されているような気がして、とにかく早く外に出たかった」と語っています。

 

この家には、かつて女性が暮らしていて、夫が亡くなった後これらのぬいぐるみを集め出したのだとか。

 

これまで、精神病院をはじめ、さまざまな恐ろしい場所にも訪れてきたという2人。しかし「ここは異様な空気に満ちていて、今までで一番恐ろしい場所だった」と語っています。

 

【主な参考記事】

New York Post. I’m an urban explorer - this abandoned house of dolls is the scariest place I’ve ever seen. August 8 2024