サウサンプトンへのレンタル移籍が近づくチェルシーMFウゴチュク photo/Getty images

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チェルシーに所属するフランスの逸材は今夏の移籍市場でレンタル移籍による武者修行に出るようだ。

『The Athletic』によると、チェルシーに所属する20歳MFレスリー・ウゴチュクは今夏、サウサンプトンへレンタル移籍をする可能性があるという。

ウゴチュクは身長191cmの大型MFでフランスU-23代表にも選出されるなど、ポテンシャル抜群の選手。スタッド・レンヌのU-19出身の同選手は2021年4月にトップチームデビューを果たすと、レンヌでは中盤の主力として通算60試合に出場。その活躍もあり、2023年8月にはチェルシーへ完全移籍していた。しかし、同クラブ加入後は怪我に悩まされており、迎えた23-24シーズンは公式戦の出場は15試合に留まっていた。

そんなウゴチュクだが、今夏のレンタル移籍で一時クラブを離れる可能性が浮上。同メディアによると、現在サウサンプトンがウゴチュクを1シーズンのレンタル移籍で獲得するためにチェルシーと交渉を進めているとのこと。またチェルシー側も同クラブを指揮するラッセル・マーティン監督を高く評価しているため、ウゴチュクの成長の場としてサウサンプトンが最適と判断したという。なお、チェルシーはウゴチュクを将来的な戦力として計算しているため、今回のレンタル移籍には買取オプションは付随させない予定のようだ。

チェルシー加入後は未だ秘める才能を発揮しきれていないウゴチュクだが、今季からプレミアリーグに復帰するサウサンプトンでその才能を開花させることはできるのだろうか。