抽象画を描く2歳児、ローラン・シュワルツ君(ロイター)

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 ドイツに住むローラン・シュワルツ君(2)が描く色鮮やかな抽象画は、SNS上で数十万人のフォロワーを集めている人気ぶり。両親によると、ローラン君の作品の1つには、なんと27万ユーロ(約4300万円)の入札価格がついたという。

【画像】一心不乱にキャンバスに向かう2歳のローラン君 9月には初の「個展」も予定

 母のリサさんは最初の作品について語り、「彼はそれをとても誇りに思っている。完成した時、彼は『ママ、手』と言った。これは手だとわかる。さらに多くの指や手を見つけることができたので、この絵に『指』と名付けた。実はこの絵は、27万ユーロの入札を受けたのです」

 昨年秋に家族旅行に出かけた時から絵を描き始めたという。それ以来、ローラン君はキャンバスから離れられなくなった。着ている服を絵具で汚しながらも横幅の広い筆で色を描き込んでいき、週に1枚のペースで制作。完成時には必ず、新しい作品について母親と一緒に確かめて、説明するという。

 “小さなアーチスト”の作品は今年4月、ミュンヘン最大のアートフェアで展示され、9月には、初の個展が予定されている。

(ロイター/よろず~ニュース編集部)