主演・大泉洋×脚本・宮藤官九郎『終りに見た街』に吉田羊ら総勢12名の豪華キャスト出演

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過去に2度ドラマ化された山田太一原作の『終りに見た街』。約20年の時を経て3度目となるドラマ化が実現。

主演・大泉洋×脚本・宮藤官九郎の初タッグで、2024年9月21日(土)にテレビ朝日開局65周年記念ドラマプレミアムで令和版としてよみがえる。

この度、本作の待望の最新キャスト情報が到着。

吉田羊、堤真一をはじめ、総勢12名の超豪華実力派キャストたちが出演することが決定した。

◆大泉洋の妻役に吉田羊

令和の時代に東京郊外で何不自由なくありふれた日常を暮らす大泉洋演じるテレビ脚本家・田宮太一の一家がある日突然、昭和19年6月にタイムスリップし、太平洋戦争まっただなかの時代を懸命に生きる姿を描く本作。

太一の妻・田宮ひかりを演じるのは、大泉と共演した『ラストマン-全盲の捜査官-』(2023年)での硬派な演技から、宮藤官九郎が脚本を手掛けた『不適切にもほどがある!』(2024年)でのコメディエンヌぶりまで硬軟自在に演じ、圧倒的な存在感を放つ吉田羊。

家庭では太一が威厳の欠片もなく家族からウザがられる一方、家事や介護に忙しくしながらも、パートの仕事にやりがいを感じて頑張るしっかり者のひかりは、戦時下でも、時に太一を叱責しながらも寄り添い、家族が生き延びるために懸命に支える。

吉田が「守るべき家族や子どもたちがいて、愛する存在を守るという思いで自ら変わっていくことを選択していく。そういう強さを持っている人」と語るひかりを、丁寧かつ力強く演じる。

太一たち一家と時同じくして過去の世界に迷い込んだ太一の父の戦友の甥・小島敏夫を演じるのは、大泉とは『駆込み女と駆出し男』(2015年)と、2025年1月17日(金)に公開をひかえる『室町無頼』で共演し、そのたしかな演技力で幾多の作品で見る者を魅了し続けてきた堤真一。

太一が愚痴っぽく、いちいち悩んだり考えたりして立ち止まっている一方、陽気で人当たりが良く、目の前のことを受け入れて前向きに動く敏夫は昭和19年の世界にもすぐに馴染み、太一とは正反対ながらも、戦時下で生きるなかで太一の良き支えとなり仲間に。

堤は敏夫の「あまりに昭和19年を受け入れすぎている」ことにやや衝撃を受けたようだが、「『もしかしたらこれは全部“田宮太一の夢”なんじゃないか?』と思えるようなときもあるんですよね。そういう意味で敏夫は、太一が作り出した『自分(=太一)にできない、この世界に適応する象徴』みたいな形で出ているのかな」ということも考えながら演じたという。

そんな堤が敏夫をどう表現するのかにも期待が高まる。

◆堤真一の息子役に奥智哉

父・敏夫と一緒にタイムスリップした息子・小島新也役に、現在放送中の『君とゆきて咲く 〜新選組青春録〜』で主演を務め、2025年の大河ドラマ『べらぼう 〜蔦重栄華乃夢噺〜』の出演も決まった若手注目俳優・奥智哉。口数が少なく、何を考えていのるかわからないミステリアスな新也の一挙手一投足から目が離せない。

また、思春期まっただなかの太一とひかりの娘・田宮信子役を務めるのは、大河ドラマ『どうする家康』(2023年)で注目を集め、『ケの日のケケケ』(2024年)ではドラマ初主演を務めるなど勢いを増す當真あみ。令和のイマドキ女子高生の信子が、昭和19年の過酷な状況下で生きていくなかでやがて変化が。

太一とひかりの息子・田宮稔を演じるのは、映画『スイート・マイホーム』(2023年)をはじめドラマ、映画、CMと活躍する子役・今泉雄土哉。戦争を知らない稔が戦時下で変わっていく様を繊細に演じる。

そしてさらに、大泉演じる太一の母親・田宮清子を演じるのは、『男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日』(1988年)でマドンナ・真知子を演じ、大河ドラマ『いのち』と『花の乱』で2度の主演を務めるなど、昭和〜令和と時代を超えて第一線で活躍し続けている大女優・三田佳子。

唯一の戦争体験者である彼女は、認知症が出はじめているが、タイムスリップした先の昭和19年では清子の記憶が太一たちの頼りに。ただ状況を理解しているのかしていないのか、戦時下でひとりのほほんとした空気で家族を纏う。

一方、現代において太一が仕事で世話になっているプロデューサー・寺本真臣を演じるのは、幅広い作品で変幻自在に演じ、宮藤脚本の連続テレビ小説『あまちゃん』(2013年)では“前髪クネ男”で強烈なインパクトを残した勝地涼。本作でもペラッペラに薄っぺらく、軽すぎるノリなのに、物語のキーパーソンでもある寺本を全力で熱演する。

◆豪華すぎる実力派俳優たちが特別出演

物語にさらなる深みを与える豪華キャストたちの特別出演も決定。

令和の時代、ひかりのパート先であるドッグウェア専門店のオーナー・五十嵐役に神木隆之介。太一が脚本を手掛けたドラマ『刑事七、八人』の出演者である先輩俳優役で田辺誠一、後輩俳優役で塚本高史が登場。

太一と敏夫が食糧難のなかでほどこしを乞う農夫役に西田敏行、タイムスリップした直後の太一に激しく詰め寄る昭和の老人役に橋爪功という超豪華キャスト陣が、作品にさらなる彩りを加える。