U-20日本代表としても活躍した熊田直紀【写真:Getty Images】

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熊田直紀が育成型期限付き移籍でいわきに加入

 J2リーグのいわきFCは8月9日、J1のFC東京からベルギー1部KRCヘンクに期限付き移籍していたFW熊田直紀が、育成型期限付き移籍で加入することを発表した。

 20歳のストライカーの補強にファンも興奮気味だ。

 熊田はFC東京の下部組織で育ち、2023年にFC東京のトップチームへ昇格。今年1月にヘンクへ期限付き移籍し、Bチームで9試合1ゴールの成績を残していた。

 当初、ヘンクへのレンタル期間は2024年12月31日までだったが、8月9日にいわきFCへの育成型期限付き移籍が決定。レンタル期間は2025年1月31日までとなり、この間にFC東京と対戦するすべての公式戦には出場できない。また、選手登録手続きが完了次第、公式戦への出場が可能となる。

 熊田はFC東京を通じて「今回の移籍は、改めて環境を変えることで選手として成長できるのではないかと思い、決断しました」とコメント。また、いわきのファンに対しては「クラブのJ1昇格に向けて、チームの力になれるように頑張りますので、応援よろしくお願いいたします」とメッセージを送っている。

 2023年のU-20アジアカップで5ゴールを挙げて得点王に輝いたストライカーの加入に、ファンからは「また有望株がいわきにきた」「凄い選手が来てくれました」「びっくり」「マジかよ」といった声が上がっている。

 いわきはリーグ戦25試合を消化して7位。J1昇格プレーオフ圏内の6位とは勝ち点4差となっている。(FOOTBALL ZONE編集部)