続投宣言から一転…監督解任に驚き「えーーー」 J2降格危機、リーグ再開直後に決断「このタイミングで」
川井監督は鳥栖3年目の今季、チームも19位と低迷
J1サガン鳥栖は8月9日、川井健太監督の契約解除を発表。
シーズン再開初戦後のタイミングでの一報に、ファンからは驚きの声も上がっている。
川井監督3年目を迎えた今季、鳥栖はここまで25試合を消化して7勝2分16敗。リーグ19位と降格圏に沈んでいる。
J1リーグ再開初戦となった8月7日の第25節鹿島アントラーズ戦は敵地で0-3と完敗。そのなかで鳥栖は8月9日、「8/8(木)付で川井健太監督との契約を双方合意のもと解除することとなりましたので、お知らせいたします」と川井監督との契約解除を発表。合わせて、木谷公亮テクニカルダイレクターが監督に就任するとしている。
横浜F・マリノスのハリー・キューウェル監督が7月に契約解除(ジョン・ハッチンソン・ヘッドコーチが後任として暫定的に指揮)となっており、J1では今季2人目の指揮官交代となる。
鳥栖は7月12日、「クラブとしては川井監督体制のもと、現実にしっかりと向き合い前を向いてこれからも走り続けていきます。サガン鳥栖の伝統を引き継ぎながら、より進化したサガン鳥栖をこれからも皆様と共に創り上げていきたいと考えております。今シーズン、リーグ戦が半分消化していることは事実で過去には戻れません。これからやるべきことを明確に見極めて今回の決断、そしてチーム強化の為の選手補強も行っております。今年のこの苦しい経験は必ず未来に繋がる大事な財産になると思っております。サガン鳥栖らしく、最後まで戦う姿勢を全面に出して残りのリーグ戦を共に戦ってください」と、声明を発表していた。
それだけに、川井監督の契約解除の一報を受け、SNS上では「えーーー」「マジか」「びっくりした」「このタイミングで」「コメントがない」などさまざまな声が上がっている。(FOOTBALL ZONE編集部)