ニューカッスルファンを沸かせたイサク。(C)SOCCER DIGEST

写真拡大

 8月3日、国立競技場で行なわれた「Jリーグインターナショナルチャレンジ」で横浜F・マリノスに0−2で敗れたニューカッスル。

 エディ・ハウ監督も試合後の会見で、「チーム全体としてパフォーマンスは振るわなかった」と語ったように、厳しい暑さと浦和レッズ戦から中2日という過密日程も影響し、満足のいくプレーを見せられなかった。

 そんな中でも会場に詰め掛けた3万8201人のファンを沸かせたのはやはりエースのアレクサンデル・イサクだった。この日は不発に終わり、浦和戦のようなダイナミックな動きも多くはなかったものの、前半の立ち上がりは、再三最終ラインからのロングボールに抜け出して、チャンスに繋げるプレーがいくつか見られた。

【厳選ショット】横浜がニューカッスルを撃破!国立には多くのニューカッスルサポーターも|Jリーグインターナショナルシリーズ2024 横浜FM 2-0 ニューカッスル
 長い足を活かしたボールキープやドリブルはやはり独特のスケール感があり、この日、大挙して押しかけたニューカッスルファンは、そのプレーに一喜一憂し、スウェーデン代表FWへの期待感がひしひしと感じられた。

 横浜戦では大きなインパクトを残すことはできなかったものの、浦和戦では豪快なゴールを決めて確かな存在感を示し、チームメイトのサンドロ・トナーリやブルーノ・ギマランイスらと、ディズニーランドに出かけるなど、充実の日本ツアーを終えたイサク。

 プレミアリーグ開幕まであと2週間。昨シーズンにキャリアハイの21ゴールを挙げたエースは、どんなプレーでファンを楽しませてくれるだろうか。

取材・文●村田朋晃(ワールドサッカーダイジェスト編集部)

​​