大岩剛監督は今後の去就に触れた【写真:城福達也】

写真拡大

五輪ベスト8敗退で帰国

 パリ五輪サッカー男子でベスト8敗退となったU-23日本代表が8月4日、日本へ帰国した。

 空港で囲み取材に応じた大岩剛監督は、今後の去就に触れた。

 56年ぶりのメダルを目指した日本は、1次リーグを無失点の3連勝で終えてベスト8に進出。しかし、準々決勝では前回大会準優勝のスペインに0-3で完敗し、無念の敗退となった。

 日本は今大会の出場国で唯一、オーバーエイジ不在で臨み、グループ初戦で南米予選1位通過のパラグアイに5-0で快勝するなどインパクトを残した。

 五輪代表監督の任期を終えた大岩監督は今後の去就に関して「当然次に生かさなければいけないと思ってますしオファーがあればいいです」とコメント。クラブか代表かとの問いに関しては「僕自身も分からない。オファーがないとこの仕事はできないので、そういう準備はしておきたいなっていう風には思ってます」と話した。

 2021年12月の指揮官就任後、パリ五輪までの約2年半を指揮。在任期間中を改めて振り返り「オリンピックだけじゃなくて、アジアカップでも、親善試合でいろんなところに行って、いろんな監督と話をして、奥深さ、幅広さとか、いろんなものを感じられたし、人種によっても違いますし、国によって全く違う。そういう経験ができたっていうのは、私自身にとってはすごく大きい。学びがすごく多かった」と、意義を強調した。(城福達也 / Tatsuya Jofuku)