ノルウェー代表コンビ爆誕か photo/Getty Images

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アメリカでのプレシーズンマッチも3試合が終了したマンチェスター・シティ。いずれの試合も負けており、プレシーズンマッチとはいえ、心配の声もあがっている。

とはいえ、この3試合の敗戦の中でも収穫はある。そのうちの1つがオスカー・ボブの好調であり、ここ3試合ではアーリング・ハーランドとの素晴らしい連携も見せている。直近3試合で2ゴールをハーランドは決めているが、いずれもアシストはボブであり、シティに新たなホットラインが生まれる期待感を抱かせている。

ハーランドといえば、シティの絶対的司令塔ケビン・デ・ブライネとのホットラインが有名だが、昨季デ・ブライネ不在時はハーランドの存在感は薄くなるという声もあった。世界最高のストライカーを生かすことのできる出し手は多いに越したことがなく、そのうちの1人にボブがなるかもしれない。

ここ3試合は右サイドでプレイするボブだが、ベルナルド・シウバのようにカットインからふわりとしたボールをあげられるだけではなく、スピードのあるドリブルで縦に突破してクロスという形も持っており、多才だ。キック精度も高く、バルセロナ戦でも10分にハーランドへ絶妙なクロスを上げている。

上述したシウバだけではなく、新加入のサヴィーニョ、そして右ウイングもできるフィル・フォーデンなどボブがプレシーズンマッチで存在感を見せているポジションにはライバルも多い。そのため定位置確保への道のりは険しいが、ハーランドとのホットラインが誕生すれば、より出場時間を増やすことにもつながるだろう。

ハーランドとボブというノルウェー代表コンビは今シーズンのシティの新たな武器となるのか、注目だ。