体操男子団体の決勝で演技する米国のスティーブン・ネドロシク選手(写真:AP/アフロ)

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パリ五輪大会4日目の2024年7月29日、体操男子団体で銅メダルを獲得したアメリカのスティーブン・ネドロシク選手(26)が大きな話題を集めている。

「ネドロシクはアメリカのヒーローだ」

29日に行われた体操の男子団体総合決勝では、日本がリオデジャネイロ大会以来、2大会ぶりの金メダルを獲得した。金奪還に日本が沸く中、銅メダルを獲得したアメリカのSNSでは、あん馬の演技で勝利に貢献したネドロシク選手に注目が集まっている。

同日のXでは、「アメリカ男子体操チームの、あん馬だけが仕事であるこの男に夢中だ。彼は工作員のように時が来るまでただそこに座り、クラーク・ケントのように眼鏡を外してあん馬の演技を披露し、チームに16年ぶりのメダルをもたらす」(原文は英語)という投稿が拡散した。

投稿には、眼鏡をかけ、体を休めるネドロシク選手を捉えた中継映像の切り抜き画像が添えられている。アメコミヒーロー「スーパーマン」のクラーク・ケントのように、大一番で眼鏡を外して戦いに挑むネドロシク選手に、ユーザーのあいだでは以下のような声が上がった。

「ネドロシクはアメリカのヒーローだ」「ネドロシクを誇りに思う」「彼が眼鏡を外してあん馬の演技を披露したとき、母と私はお互いを見て『スーパーマンだ!』と言いました」「クラーク・ケントとはすばらしい例えだ」