高速鉄道TGVの列車。仏パリで(2024年2月16日撮影、資料写真)。(c)Ian LANGSDON / AFP

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【AFP=時事】パリ五輪の開会式を直前に控えたフランスで、高速鉄道TGV放火などの「悪意ある行為」の被害に遭い、運行が乱れていることが分かった。フランス国鉄(SNCF)が26日、発表した。

 SNCFはAFPに「TGV路線網をまひさせるための大規模な攻撃」だったと話した。多くのルートが運休せざるを得ない状態にあり、「修理が行われる間、週末を通して」影響が出るという。80万人に影響を及ぼす見通しだという。

 さらに、「SNCFは夜間に行われた同時多発的な悪意ある行為の被害者である」と説明した。

 攻撃の影響を受けたのは大西洋線など3線。南東線は、「悪意のある行為が失敗した」ため、影響は出ていない。

翻訳編集】AFPBB News

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