1〜39人で貸切が可能。

団体移動や家族での利用を想定

　京王電鉄は2024年7月23日、土・休日の座席指定列車「京王ライナー」「Mt.TAKAO号」の一部列車を対象に、一両を貸し切ることができる「京王ライナー個室プラン 〜走る実験室〜」の実証実験を行うと発表しました。


京王5000系車両（画像：写真AC）。

　7月25日から販売を開始する本サービスは、学校行事での団体移動、家族での貸し切り利用を想定したものとのことで、京王電鉄は「車両を使った企画を検討いただき、京王ライナーをもっと身近に、価値をお客様と共に高めていく」をコンセプトに、目的地までの移動時間や利用者のニーズに合わせて楽しんでもらえることを目指しているとのことです。

　貸し切り車両は5000系車両の先頭車両（上り10号車、下り1号）を使用し、乗車可能人数は着席可能座席数と同じ1〜39人となります。座席はクロスシートで電源コンセントやフリーWi-Fiの利用も可能です。また、鉄道係員の制服の貸し出しなど、各種オプションメニューも提供します。なお、申し込みは乗車日の2か月前から実施し、乗車の開始は8月17日分からとなります。