シリーズ読者投稿〜あの時、あなたに出会えなければ〜 投稿者:Sさん(沖縄県・40代男性)

Sさんは幼少期、アパートの駐車場で近所の子供たちと遊んでいたという。

その駐車場は資材置き場にもなっていて、そこにたまにやってくる作業員のおじさんは、子供たちに「加トちゃん」と呼ばれて懐かれていたそうだ。

<Sさんの体験談>

幼稚園〜小学校3年生の頃です。

母子家庭で、妹と3人暮らし。よく近所の子供らとアパートの駐車場で遊んでいました。

駐車場のプレハブにたまに来ていた作業員のおじさんに...

その駐車場には工事現場のプレハブがあり、資材置き場にもなっていました。

そこに、たまに来ていた現場作業員のおじさんがいました。

当時は、「8時だョ!全員集合」で、加トちゃんが大人気。私はそのおじさんを「加トちゃん」と呼んでいました。

そして、その加トちゃんがいつも高い高いをしてくれて、とても嬉しかったのを覚えています。

母子家庭で父がいない私に優しくしてくれた加トちゃん、ありがとうございました。


誰かに伝えたい「あの時はありがとう」「あの時はごめんなさい」、聞かせて!

名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。

Jタウンネットでは読者の皆さんの「『ありがとう』と伝えたいエピソード」「『ごめんなさい』を伝えたいエピソード」を募集している。

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(※本コラムでは、読者の皆さんに投稿していただいた体験談を、プライバシー配慮などのために編集している場合があります。あらかじめご了承ください)