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リドリー・スコット監督によるスペクタクル巨編『グラディエーター』(2000)の続編映画『Gladiator II(原題)』より、待望のファーストルックが到着した。主人公ルキウス役のポール・メスカルをはじめ、ペドロ・パスカル、デンゼル・ワシントン、ジョセフ・クインらキャストたちの本気が漲るビジュアルに仕上がっている。

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『Gladiator II』は前作の25~30年後を舞台に、ルッシラ(コニー・ニールセン)の息子で、皇帝コモドゥス(ホアキン・フェニックス)の甥にあたるルキウスの物語が展開する。ルキウスを演じるメスカルは『aftersun/アフターサン』(2022)や『異人たち』(2023)など内省的な役柄で定評を獲得してきた俳優だが、スコットがルキウス役にふさわしい体格を見込んでしただけあって、その佇まいは見事。ペドロ・パスカル扮するローマの将軍マルクス・アカシウスとの決闘シーンも力強く躍動感に溢れている。ちなみにアカシウスは前作にてマキシマス(ラッセル・クロウ)の元で鍛えられた過去を持つキャラクターとのことだ。

バルクアップを果たしたメスカルはのインタビューにて「ただ大きく、強く、大変な事態が起こったときに、ダメージを与えられる人物に見えるようになりたかった」と明かす。「完璧な見た目を目指していくと、戦士というより下着のモデルみたいに見えてしまうとも思うんです」と、肉体美を追求するのではなく、役柄に即したリアリティに重きを置いたことにも触れている。

「筋肉が育っていくと、ある部分では美的なものとして見られることもありますが、肉体的に強さを感じられると、何か違う感情を引き起こすようなものがあります。自分自身の振舞い方が変わるんです。作品に役立つ形で、心理的に影響がありましたね。」

パスカルいわく、ルキウスとアカシウスの決闘シーンは「残忍」だそう。何でも現場ではメスカルのことを「レンガの壁のポール」と呼んでいたのだとか。「彼はすごく強くなりましたよ。彼ともう一度闘うくらいなら、 ビルから投げ落とされる方がまだいいですね。引き締まっていて、才能があって、ずっと若い人に立ち向かうのは……」とメスカルの屈強さについてユーモアを交えて言及している。

つい先日もスコットや配給を担当する関係者らは、『Gladiator II』のアクションシーンは映画史上最大級としていたが、この度のファーストルックからも相当の自信作であろうことが窺える。前作同様、圧倒的なスケールで世界中を魅了することだろう。

続編では共演者にはルシッラ役でコニー・ニールセンが続投するほか、新キャストとして「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のジョセフ・クイン、「マンダロリアン(2019-)のペドロ・パスカル、『イコライザー』シリーズのデンゼル・ワシントン、『クレイヴン・ザ・ハンター』(2024)のフレッド・ヘッキンジャー、「ムーンナイト」(2022)のメイ・キャラマウィ、『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』(2021)のピーター・メンサーらが加わっている。

映画『Gladiator II(原題)』は2024年11月22日にUS公開予定。

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