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人気オープンワールドアクションRPG「エルデンリング」の映画化、テレビドラマ化の可能性について、ゲーム版の世界観構築に携わったジョージ・R・R・マーティンが言及した。

フロム・ソフトウェア開発の「エルデンリング」は、2022年の発売開始から18日間で1,200万本が販売された大ヒットゲーム。壮大なファンタジー世界を舞台とし、難易度の高さで話題となった。直近では6月21日よりダウンロードコンテンツ「SHADOW OF THE ERDTREE(シャドウ オブ ジ エルドツリー)」が発売され、早くも世界累計売上本数500万本を突破している。

ハリウッドでは昨今、「The Last of Us」や「Five Nights at Freddy's」、「ボーダーランズ」など、人気ゲームの映画化、テレビドラマ化がひっきりなしに行われているが、今ホットな「エルデンリング」はどうだろうか。

「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作者として知られ、「エルデンリング」制作に携わったジョージ・R・R・マーティンは自身のの中で、「エルデンリング」が映像化されるという噂を自ら持ち出し、「私から言えることは何もありません」と綴っている。「一言も、少しも、まったく何も知らないんです」と自身の元に映画化、ドラマ化の話は来ていないことを強調した。

もっともマーティンといえば、これまで自身の小説『氷と炎の歌』を基にしたドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」で製作総指揮や脚本を務めるなど、フィルムメイカーとしての経験も豊富な人物。「エルデンリング」映像化への所感こそ明らかにしていないものの、企画自体をはねつけるような人物には思えない。

上述の通り、「エルデンリング」の世界観構築を担ったマーティンは、仮に映像化企画を打診されたら、「ゲーム・オブ・スローンズ」や「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」同様にきっと自ら脚本、製作に名乗りを上げるだろう。以前、マーティンはハリウッドにおける映像化では脚本家による原作の私物化が往々にして起きていることをブログで伝えていた。

「どんなに著名な作家であろうと、どんなに素晴らしい本であろうと、自分ならもっとうまくやれると考え、そのストーリーを “改良”しようと躍起になる者が常にいるようです。彼らは、“本は本、映画は映画だ ”とあたかも深いことを言っているかのように言うでしょう。そしてストーリーを自分のものにするのです。でも、決して良くはなりません。1,000回中999回は、悪くするんですよ。」

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