エムバペ、パリ五輪不参加を明言

【AFP＝時事】サッカーフランス代表主将のキリアン・エムバペ（Kylian Mbappe）は16日、今夏のパリ五輪不参加を明言した。

　17日に行われる欧州選手権（UEFA Euro 2024）初戦のオーストリア戦を控えた会見で、「五輪に関しては所属クラブが非常に明確な立場を取っている。だから五輪には参加しないと思う」と述べた。

　25歳のエムバペは今夏、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン（Paris Saint-Germain、PSG）との契約が満了となり、スペイン1部リーグのレアル・マドリード（Real Madrid）に移籍している。

　パリ五輪の男子サッカーは7月24日〜8月9日の日程で行われるが、スペインリーグは五輪閉幕から1週間後に開幕する予定で、レアルは8月14日にアタランタ（Atalanta）とのUEFAスーパーカップ（UEFA Super Cup 2024）も控えている。

　エムバペはかねてパリ五輪出場を希望していたが、「新しいチームに9月から合流するのは理想的ではない」と述べ、母国代表の金メダル獲得を期待していると健闘を祈った。

　パリ五輪の男子サッカーについては前週、アルゼンチンのリオネル・メッシ（Lionel Messi）も参加しない意向を表明している。

【翻訳編集】AFPBB News