手軽で新鮮!“使い切り”で料理が広がる 12種類の「スティックスパイス」で食卓が豊かに

初めてのひとり暮らし、料理をするぞと意気込んで、ならば手始めに自分だけのカレーをスパイスから作ってやろうとあれやこれやと買いそろえた。が、結局、いつしかスパイスは棚の奥にしまい込まれたままになり…といった記憶を思い出す人もいるかもしれない。

何を隠そう筆者も、そんな経験を持つひとり。料理もちょっと億劫になっているような、そんな人にうってつけの商品が登場したそう。その名も「スティックスパイス」。全12種類のスパイスが小さじ1杯分のパッケージで「使い切り可能」とのこと。いったいどんな商品なのか、5月12日に二子玉川ライズでイベントがあったので、行ってみた。


スティックスパイス×フライドポテト、枝豆、アイス…?

二子玉川ライズにやってくると、駅の改札口を抜けたところからもよく見えるスパイスキッチンカー。「スティックスパイス体験会」なる文字が踊るスパイスキッチンカーの前には、イベント開始前だというのにすでに行列ができている。並んでいるのは老若男女実にさまざま。小さな子どもを連れたファミリーもいる。


スパイスキッチンカーで提供しているのは、クミンを使ったフライドポテト、チリパウダーで和えたメキシカン枝豆、シナモンとコリアンダーでアクセントを加えたナッツアイスの3種類。イベント会場からは、実に食欲をそそる香りが漂ってくる。さっそく、この3品をいただくことに。


まずはフライドポテトをひとつまみ。そして続けて枝豆も。あれ、これは……。フライドポテトや枝豆なんて、はっきりいえば定番中の定番といっていいおつまみメニューだ。それがまた、クミンやチリパウダーといった、スパイスのおかげでまったくエスニックな風味の漂う味わいに生まれ変わっている。


チリパウダーの枝豆をおいしそうに食べている親子連れがいたので尋ねてみれば、「辛くない。おいしーい」だとか。親御さんに聞けば、家庭ではあまりスパイスを使わないそうだが、「これなら簡単だし、意外と刺激も強くない。おつまみにもいいな」とお父さん。お母さんからは「ご飯にも使えそう。ちょっと使い方を研究してみたいかも」とのこと。

チリパウダーという言葉からは大人向けの辛さを想像していたが、このメキシカン枝豆は、そんな辛さはまったくない。確かに、小さな子どもでもおいしく食べることができそうだ。ほんのりと柔らかな刺激が加わって、エスニックな香りが食欲をそそる——。食卓に一品加えたら、暑くて食欲が落ちる夏なんかにも良いかもしれない。


フライドポテトと枝豆、となったらビールが飲みたくなるところだが、ここは取材の場。だからぐっとこらえてシナモンとコリアンダーを振りかけたナッツアイスをいただいた。これもまた、ベースのナッツアイスの味はそのままに、シナモン&コリアンダーが舌に軽い刺激を与えてくれて、ちょっと贅沢な気分になれるデザートになっている。

「アイスにスパイスをかける、みたいな発想はなかったです。おいしいし家でも試してみたい」と20代女性が言えば、「こんなに気分が変わるなら、他のスパイスも試してみたい気もします」と40代男性。シナモンというと、甘いイメージのスパイスだ。が、甘すぎるわけでもなく、むしろオトナのご褒美感あるデザートといったところだろうか。


「スティックスパイス」は12種類。このスパイスキッチンカーのスパイスメニューをいただいたら、もしかするとひと工夫であの料理も…この料理も、少し気分の変わる新しいおいしさに出会えるかもしれない。などと夢は広がるばかりだが、どんなふうに使ったら良いものだろうか。誰か教えてくれる人、いませんか?

“和えるだけ”で、いつもとはちょっと違う贅沢な料理に

黄色いTシャツに身を包み、イベント会場を歩いていたお兄さんに声をかけて聞いてみた。エスビー食品で「スティックスパイス」を担当している鍋谷智己さんだ。


「スティックスパイスは、今年3月に発売しました。あまりスパイスに馴染みがない人でも試しやすいものを、というコンセプト。なので、ここで提供しているお料理もとても簡単なものばかりですよ。ポテトは塩とクミンを和えただけ。枝豆はひと手間がかかりますが、それでもにんにくを炒めたオリーブオイルに塩とチリパウダーで香りを足して、枝豆を絡めてできあがり。ほんの数分で、いつもとは違うちょっと贅沢な気分になれるお料理ができるんです」



和えるだけ、というのは実にいいではないか。スパイスって、そんなに簡単・便利に使えるものなのか。もっともっと、ハードルが高いものだと思っていた。これならば、ほんのひと手間加えるだけで、いつもと違った料理が完成してしまう。


「そうなんですよね。エスビー食品はスパイスとハーブの会社なので、もっと多くの方にスパイスを楽しんでいただきたい。でも、実のところ日本では洋風スパイスの利用率がまだまだ低いんです。やっぱり、どうやって使っていいのかわからないという方が多い。試しに買ってみても、使い道がわからないから結局余らせてしまったり……」


そうそう、それです。でも、今日いただいたメニューならば、簡単にできそう。だって、サッと封を開けて和えるだけなんでしょう?

「なので、そういう方のために使い切りできるタイプのスパイスを、という目的で開発したのがスティックスパイスなんです。12種類のスパイスをラインアップしましたが、これは多くの人に馴染みがあり、スパイスならではの香りや彩りをしっかり感じてもらいやすいものを選んでいます。1袋に入っているのは小さじ1杯分の使い切りスティックが3本。もう本当に、あまり難しく考えずに気軽にスパイスを使ってほしいな、と思っています」


なるほど。鍋谷さんの話を聞いているうちに、だんだんスパイスへの興味が湧いてきた。


ふと後方に目をやると、何やら長い行列が。「やってみては?」と鍋谷さんに勧められたその先には、スティックスパイスの巨大スパイスガチャが。


ということで、巨大スパイスガチャを回す。出てきたカプセルを開けると、「パセリ」。スティックスパイスの「パセリ」と引き換えた。これ、何に使えばいいんでしょう、鍋谷さん!


「パセリは彩り。スクランブルエッグやオムレツなどの卵料理に使うと彩りになっていいですよ。あとはマヨネーズやケチャップに混ぜてみても。彩りが豊かになるだけで、食卓がちょっと贅沢になります」

そう言われると、手軽に使えるという鍋谷さんの言葉もずいぶん具体的に感じられてくる。ちなみに、鍋谷さんはあえて和の料理にスパイスを使い、エスニックな雰囲気にするのも好きなのだとか。意外な組み合わせにこそ、スパイスを使う楽しみがある、のかもしれない。


「私自身、エスビー食品に入社するまではスパイスを使ったことはほとんどありませんでした。でも、入ってみるとけっこうみんな手軽に使っています。ちょっとお料理にかけてみたり、仕上げに入れてみたり。しょうがやわさびのチューブって、みんな家に常備しているじゃないですか。それと同じように、お気に入りのスパイスを常備するようになってほしい。スパイスとハーブの会社の人間として、そうなることを願っています」

スティックスパイスの特設サイトではスパイスを使ったメニューも紹介されている。だから、まずはそこから試して、少しずつ自分だけのアレンジへ……。

「スパイスには“香り・彩り・辛み”と、大きく3つの役割があるといわれています。ハマっていけば、自分好みの組み合わせでいろいろなスパイスを使って、自分ならではのレシピを生み出せることも。まずはスティックスパイスでスパイスを手軽に試してほしい。本当になんでもいいので、気軽に自分の感覚でスパイスを使ってみてほしいんです」(鍋谷さん)


このイベントにやってきて、スパイスのイメージはずいぶんと変わった。スパイス――自分だけの料理を作らせてくれる魔法の粉。まずは手軽な“小さじ1杯使い切り”のスティックスパイスを、いつもの料理に和えるだけ。そんなところから、いつもと違った食事を楽しんでみてはいかがだろうか。

・スティックスパイス/思わず使ってみたくなるレシピ


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