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(MCU)版『ファンタスティック・フォー(原題)』に出演するポール・ウォルター・ハウザーは、『リチャード・ジュエル』(2019)や「ブラック・バード」(2022)などで知られる実力派俳優。ハウザーにとってMCU入りは一つの目標だったようで、米とのインタビューでは参加の喜びを語っている。

現時点でハウザーが演じるキャラクターは謎に包まれたまま。本人も、「解雇されるか、リキャストでもされない限り、僕から言えるのは『ファンタスティック・フォー』の映画に出ているということだけ。誰を演じているのかは言えません」とかたく口を結んでいる。

一方、一つだけ手がかりを明かしており、自身が演じるキャラクターは「『ファンタスティック・フォー』の辞典や神話のようなものにいる」とのこと。おそらく、原作コミックに登場しているということだろう。ハウザーいわく、「とても独特なキャラクター」とのことで、「演じるのが楽しみです。今は、自分に何ができるかを考えているところです」と早くも役作りの準備を始めているようだ。

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元々アメコミ映画への参加意欲が高かったハウザーは、特に2021年に公開されたDC映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』への出演を希望していたのだとか。「僕はずっとシネマティック・ユニバースの一員になりたかったんです」と語りながら、「マット・リーヴスの映画では、ペンギンを演じたいって自分でアピールしてきました」と明かしている。「あの役はもちろんコリン・ファレルのほうへ行きましたし、彼は見事な仕事をしました。僕がやろうとしていたのとは全く違いましたね」。

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残念ながら『THE BATMAN』への出演を逃したハウザーは、「だからマーベルには、ファミリーの一員になれるような役割を託してくれたことに本当に感謝しているんです」と語っている。「参加するのが楽しみです」。ちなみにによれば、ハウザーが“死亡すると宇宙が消滅する”モレキュールマンか、ロボットのH.E.R.B.I.E.を演じるとする説があるという。

ハウザーのほか、本作では『マルコヴィッチの穴』(1999)や『コン・エアー』(1997)などで知られる名優ジョン・マルコヴィッチも出演予定。マルコヴィッチが演じるキャラクターも明らかになっていないが、ハウザー同様に役に関する説が存在しており、ファンタスティック・フォーの宿敵であるウィザードか、ユニバースを超えて出現する全知全能のビヨンダーを演じるのではないかと囁かれている。

なお本作では、マーベル・ユニバース最強クラスのヴィラン、ギャラクタスも登場予定。『ハリー・ポッター』シリーズや『ウィッチ』(2015)のラルフ・アイネソンが起用されている。

映画『ファンタスティック・フォー(原題)』は2025年7月25日に米国公開予定。

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