「虎に翼」第34回より 写真は寅子(伊藤沙莉)と優三(仲野太賀)
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 伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説「虎に翼」(NHK総合・月〜土、午前8時〜ほか)は16日、第34回が放送される。

 朝ドラ・110作目の「虎に翼」は、女性法律家の先駆者である三淵嘉子さんをモデルとしたオリジナルストーリー。日本初の女性弁護士で後に裁判官となった一人の女性が、困難な時代に道なき道を切り開き、苦境に立たされた人たちを救うために奔走する姿を描く。脚本は吉田恵里香。米津玄師の主題歌「さよーならまたいつか!」がドラマを彩り、語りを尾野真千子が担当する。伊藤が連続テレビ小説に出演するのは、「ひよっこ」(2017)以来7年ぶり2回目。(清水一)

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寅子(伊藤)は、弁護士として社会的な信用を得るためにお見合いをさせてほしいと直言(岡部たかし)とはる(石田ゆり子)に頭を下げる。一方、轟(戸塚純貴)とよね(土居志央梨)は花岡(岩田剛典)を呼び出し非難する。
寅子の事情を理解したはるは、必ずいい人を見つける、と奔走するが、相手はなかなか見つからない。そんな中、気落ちする寅子を、ある人物が訪ねてくる。