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『猿の惑星』シリーズ歴代最長の上映時間となった『猿の惑星/キングダム』。そんな本作に、最大40分にも及ぶ削除シーンが存在していたことがわかった。ウェス・ボール監督が明かしている。

『猿の惑星』シリーズの完全新作として製作された『キングダム』では、リブート版3部作から数百年後、猿によって支配された惑星を舞台に、新たな戦いが描かれた。2時間25分の上映時間は、『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』(2017)を上回り、シリーズ史上最長の尺を更新。最新のVFX技術とともに壮大な物語が幕を開けた。

米のインタビューではウェス・ボール監督が登場し、製作の裏話を披露。未公開のシーンについて言及すると、なんと「映画では入りきらなかった削除シーンについては、30分から40分くらいあると思います」と明かした。

「多すぎましたね。カットするのが惜しいものもありましたし、うまくいかなかったものもありました。それでも、物語やキャラクターに文脈を与えるのに素晴らしいものばかりでしたよ。ただ、できるだけタイトにしたかったんです。多くは、DVDとかに収録されることになると思います。」

削除シーンの具体的な内容については触れなかったボール監督だが、さらにこれとは別に、「完成した3分のVFXシーンもあるんです」と明かしている。同シーンについては、映画に盛り込みたい思いも強いようで、「エクステンデッド・カット版への需要があるかどうかを未だに議論している」程だとか。

ボール監督は『キングダム』に始まる新たな3部作を構想しており、今は映画の成功を願っているところ。「映画の最後には文字通り扉が開いていて、ドラマや対立、そして願わくば二つの種が共存することへの前向きな可能性がたくさんあります。もし幸運にもこの作品がうまくいったら、もっと作ることになるでしょう」と語っている。残念ながら日の目を見ることがなかった映像も、続編シリーズが実現すれば再利用されることだってできるだろう。

映画『猿の惑星/キングダム』は公開中。

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