水原一平容疑者、司法取引成立で「余罪」明らかに ネットは呆れ「大谷をカモとしか見ていない」
大リーグのロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平選手(29)の元専属通訳・水原一平容疑者(39)が銀行詐欺などの容疑を認め有罪答弁の司法取引が成立したと、米スポーツ専門局「ESPN」(WEB版)が2024年5月8日(日本時間)に報じた。
水原容疑者は違法スポーツ賭博のために、大谷の口座から1697万5010ドル(約26億3000万円)を不正に送金したことが発覚し、アメリカの捜査当局に銀行詐欺の疑いで訴追された。
「水原容疑者は大谷氏を利用し危険なギャンブル欲を満たした」
記事によると、水原容疑者は不正送金の事実を認め、虚偽の納税申告書を作成し、約410万ドル(約6億3700万円)の所得を申告していなかった罪も認めた。水原容疑者は大谷に対して、1697万5010ドル全額を支払う必要があるという。
また、水原容疑者は大谷を欺くために、銀行口座の連絡先を変更。水原容疑者に連絡が届くようにするなど多くの手段を講じ、大谷になりすまして銀行に電話をかける行為も少なくとも24回行ったという。
23年9月には歯科治療のために必要とした6万ドル(930万円)を大谷からだまし取ったという。水原容疑者は大谷に6万ドルが必要だと伝え、大谷はビジネス用の口座から小切手を手配。ところが水原容疑者はこれを着服し、代わりに大谷のデビットカードを使って、6万ドルの歯科治療代を支払ったという。
記事によると、連邦検事のマーティン・エストラーダ氏は「この被告の欺瞞と窃盗の程度は甚大である」述べ、「彼は信頼された立場を利用して大谷氏を利用し危険なギャンブル欲を満たした」と語ったという。
水原容疑者の「余罪」はインターネットで話題となりXでは「大谷をカモとしか見ていなかったのがよくわかる」「大谷の頑張ったお金をなんやと思ってるんや」「歯の治療費まで手を出すのか」「人としてどうなのか」「手口がこなれていてやばい」などの声が上がった。