2022年にギネス・ワールド・レコーズによって世界最高齢の男性に認定されたベネズエラ人のフアン・ビセンテ・ペレス・モラさん。撮影当時は112歳。タチラ州サンホセデボリバルの自宅で(2022年1月24日撮影)。(c) Jhonny PARRA / AFP

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【AFP=時事】2022年にギネス・ワールド・レコーズ(Guinness World Records)によって世界最高齢の男性として認定されたベネズエラ人のフアン・ビセンテ・ペレス・モラ(Juan Vicente Perez Mora)さんが2日、114歳で死去した。関係者や親族が発表した。

 ベネズエラのニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領はX(旧ツイッター)に「フアン・ビセンテ・ペレス・モラさんが114歳で永遠に旅立った」と投稿した。

 ペレスさんは112歳と253日だった2022年2月4日、生存する世界最高齢の男性としてギネスに認定された。子どもは11人で、2022年時点で41人の孫、18人のひ孫、12人の玄孫(やしゃご)がいた。

「ティオ・ビセンテ(ビセンテおじさん)」と呼ばれたペレスさんは、1909年5月27日、アンデス(Andes)地方にあるタチラ(Tachira)州のエルコブレ(El Cobre)で、10人きょうだいの9番目として生まれた。

 ギネスには「5歳で父親やきょうだいと一緒に農業に従事し、サトウキビやコーヒーの収穫を手伝い始めた」と記載されている。

 ペレスさんは後に保安官も務め、農業を営みながら土地紛争や家族間紛争の解決に当たった。

【翻訳編集】AFPBB News

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