能登半島地震から間もなく3か月 被災地支援に派遣の県職員ら6人が現地で感じた課題報告【徳島】
元日の能登半島地震から間もなく3か月。
3月28日、徳島県庁で被災地支援のため派遣されていた県などの職員が、現地で感じた課題を報告をしました。
報告会には、県や市町村で災害対策にあたる職員約100人が参加しました。
報告会では元日の能登半島地震を受け、被災地に赴いて情報収集や避難所運営などにあたった県などの職員6人が、現地で感じた課題を報告しました。
(とくしまゼロ作戦課 上野潤二課長補佐)
「物資の配布の連絡が来てなかったと、技能実習生、いわゆる外国の方が世話役の女性の方に連れられて5~6人一緒にやって来ました。こういうのを見ると、高齢者や外国人の方に対する発災時の情報提供のあり方を考えていかなければならないと感じました」
このほか支援物資を仕分けして搬入することの重要性や、避難所では女性が炊き出しや掃除などを担いがちとなっている現状が報告されました。
報告された内容は、今後の災害対策へ反映していくということです。