ダイオライト記念・セラフィックコールとB.ムルザバエフ騎手(提供:千葉県競馬組合)

写真拡大 (全2枚)

 3月6日、船橋競馬場で行われた交流G2・ダイオライト記念(ダ2400m)は、1番人気に支持されたセラフィックコールが快勝。ライバルを圧倒して力の違いを見せつけた。

ダイオライト記念、勝利ジョッキーコメント
1着 セラフィックコール
B.ムルザバエフ騎手
「こんばんわ。ありがとうございました。きょうは距離が長いというのもありましたが、そういうところも問題なくしっかり走り切ってくれましたし、新馬戦で乗った時から重賞級だと言ったと思うので、それが証明できて良かったです。きょうはナイターというのもありましたし、先週追い切りに乗った時に
気性面での成長は感じていたのですが、ナイターというところで、物見をしたりとか、幼い面見せたりしました。ですが、競馬ではそういうところは見せずに走り切ってくれたし成長は感じました。競馬ファンの方から直接メッセージを戴いたり、違う国にいても温かい声援をもらっているので、もっともっと勝って日本の競馬ファンの方を喜ばせたいと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 3月6日、船橋競馬場で行われた11R・ダイオライト記念(Jpn2・4歳上オープン・ダ2400m)は、B.ムルザバエフ騎乗の1番人気、セラフィックコール(牡4・栗東・寺島良)が快勝した。4馬身差の2着に4番人気のテリオスベル(牝7・美浦・田島俊明)、3着に2番人気のハギノアレグリアス(牡7・栗東・四位洋文)が入った。勝ちタイムは2:33.9(不良)。

 3番人気で本田正重騎乗、ディクテオン(せん6・栗東・吉岡辰弥)は、4着敗退。

【レース映像】ダイオライト記念4馬身差完勝
ダイオライト記念 口取り(提供:千葉県競馬組合)

 1番人気に支持された、B.ムルザバエフ騎乗、セラフィックコールが鮮やかな差し切りで重賞2勝目をマークした。レースではテリオスベルがいつものように途中から先頭に立って引っ張っていく展開に。馬群は大きく縦長となり、2週目向こう正面では離れた4番手を追走したセラフィックコールが押して進出。勝負どころでは一気に前との詰めていき、完全に先頭を射程圏に入れた形で直線へ向くと、あっという間に差し切りを決めてゴール。力の違いを見せつけた。

セラフィックコール 7戦6勝
(牡4・栗東・寺島良)
父:ヘニーヒューズ
母:シャンドランジュ
母父:マンハッタンカフェ
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着 セラフィックコール B.ムルザバエフ
2着 テリオスベル 江田照男
3着 ハギノアレグリアス 岩田望来
4着 ディクテオン 本田正重
5着 アナザートゥルース 服部茂史
6着 マンガン 和田譲治
7着 ロードレガリス 御神本訓史
8着 コウエイスーシェフ 大畑慧悟
9着 トーセンブル 達城龍次
10着 エルデュクラージュ 矢野貴之
11着 サンマルエンパイア 浅野皓大