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『キングスマン』『キック・アス』のマシュー・ヴォーン監督が新たに放つ強烈な超刺激スパイ・アクション『ARGYLLE/アーガイル』は、ヘンリー・カヴィルが角刈りで登場する点が注目である。すでに“角刈りカヴィル”として公開前から話題沸騰のこのキャラクター、なんとカヴィルは“角刈り前提”のオファーを受けていたそうだ。

カヴィルといえば、『マン・オブ・スティール』(2013)のスーパーマン役でその名とハンサムなお顔立ちを世界中に知らしめた人気俳優。本作では架空のベストセラースパイ小説シリーズ「アーガイル」の主人公、エージェント・アーガイルを演じる。

甘いマスクとたくましい肉体に立ち襟のネルージャケットが強烈なインパクトを与えるアーガイルだが、何よりもひと際目を引くのが美しく整えられた角刈り。角刈りなのにこんなにカッコよく画面に映えるのは、世界中どこを探してもヘンリー・カヴィルしか見つからないだろう。

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実はこのキャラクターについて、ヴォーン監督は「聞いてくれ。君には髪型を角刈りにしてもらうつもりだ」と、初めから“角刈り”ありき、前代未聞の角刈りオファーを行っていたのだという。これにカヴィルは、「マシューは優れた物語の語り手。自分がやりたいことをちゃんと把握しているし、驚くほどディテールに目が行き届いている。彼とは長年の付き合いがあり、私達は多くを語らなくても理解し合える。マシューのことは信頼出来ますよ」ということで快諾したそうだ。

スパイ小説「アーガイル」の著者であるエリー(ブライス・ダラス・ハワード)が思い描くアーガイルは、絵に描いたようにスタイリッシュでカッコいい世界屈指のスパイ。ヴォーン監督は本作において非常に重要となるこの役柄を演じるのは“礼儀正しく、気高く、超人的な雰囲気を醸し出し、深刻なドラマとアクションを演じ切れる俳優”でなければならないと考えていた。それと同時に、「この役を演じるのが誰であっても、『髪型は角刈りにして、立ち襟のネルージャケットを着せるぞ』と思っていた」と、確固たるイメージの元、それが可能なのはヘンリー・カヴィルただ一人だと確信していたという。

「007」シリーズのような美しく刺激的なスパイ映画を思い描いていたヴォーン監督は「ヘンリーならあらゆる古典的スパイの要素を表現してくれるような気がしました。私がスパイに求めること全てを造作もなく叶えてくれましたね。こういう見た目を上手く作るのはかなり難しいけれど、ヘンリーは完璧に体現してくれた。そして見事にボンドの雰囲気を漂わせていました。だからこそ彼を起用したんです」と「角刈り」「上品でカッコいい」を両立させ、独自のひねりを加えた稀有なカヴィルを大絶賛。

果たして角刈りカヴィルは、スクリーンでどんな活躍を見せてくれるのか?『ARGYLLE/アーガイル』は3月1日(金)から全国公開。

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