あのサイバートラックも対象。米Teslaがまたもや大規模リコール

2024年2月6日 12時0分

米国で、またもや大規模リコールが発生しています。しかも、去年やっっっっっっっと出荷がはじまったサイバートラックもリコール対象に。

対象車は200万台越え

ネタ元のAutomotive Newsの報道によれば、米国運輸省道路交通安全局（NHTSA）が下したリコール対象車は以下。現在、アメリカ国内で販売されているほぼ全モデル、200万台を超える大規模リコールです。

・Model S

・Model X（2017年から2023年製造）

・Model 3

・Model Y

・Cybertruck

大規模リコールの原因は、なんとフォントサイズ。ダッシュボードパネルに表示される警告灯の文字が小さすぎて読みづらい。そのせいで、重大な安全性の問題が発生し、車衝突のリスクがあるというのがNHTSAの判断です。

問題の小さなテキストは、ブレーキ、パーキング、アンチロックブレーキシステムで使用されているもの。NHTSAの報告では、これが、文字サイズ規定の3.2ミリ以下であり読みにくいことが問題。運転を誤る可能性があるといいます。

文字サイズを大きくするために、ディーラーでダッシュボードを取り外すなんてことはありません。これ、1月のTeslaソフトウェアアプデで対応。すでに、1月23日リリースのアップデートで配布がスタートしています。

マスク氏は、以前から「ソフトウェアアプデで対応できるものを『リコール』と呼ぶべきではない！」と怒り散らかしていたので、今回も激オコなんだろうな…。