旧ジャニーズ事務所の女性取締役が退社…『新しい地図』の『CULEN』に移籍か!?気になる動向

写真拡大 (全7枚)

1月12日、元フジテレビのゼネラルプロデューサーで、『SMILE-UP.』の取締役を務めた重岡由美子氏が昨年12月末で同社を退社していたと『スポニチアネックス』が報じた。

重岡氏はフジテレビ時代に、『SMAP』のメンバーだった香取慎吾が主演した『NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE』や三谷幸喜脚本・監督の映画『THE 有頂天ホテル』、『ザ・マジックアワー』などをプロデュース。その後、『嵐』の松本潤が主演したドラマ『ラッキーセブン』も手がけている。’18年4月にフジから旧ジャニーズ事務所に出向。’22年3月にフジを退社し、同事務所の取締役として各テレビ局との窓口の役割を担っていた。

「旧ジャニーズ事務所のスタッフは圧倒的に男性で、数少ない女性スタッフはファンの嫉妬を買わないために、全員、黒いパンツスーツに身を包み地味に見せていたのです。それに対し、重岡さんはいつもシャネルの大振りのアクセサリーを身に着け、白をはじめツイードの上質なジャケットを羽織っていました。

彼女は事務所とフジを中心としたテレビ局との強い結びつきを象徴するような方で、撮影現場などでも優雅な出立ちですごく目立っていましたね。所属タレントにも慕われていた印象です」(アイドル誌ライター)

しかし、新事務所『STARTO ENTERTAINMENT』は外資系のような事務所。マネージメント契約とエージェント契約が選択でき、先日、契約内容を発表した『KAT-TUN』の中丸雄一のように、双方で契約を結ぶタレントも現れている。

「広報や宣伝のスタイルも旧ジャニーズ事務所とは全く異なっていて、いわゆる芸能マスコミの“呼び込み”もなくなりました。彼女が担ってきた“テレビ局との架け橋”は『STARTO』にとって重要ではなくなったということなのでしょう」(芸能プロダクション関係者)

重岡氏本人は親しい知人に、

「しばらくは業界を離れて、のんびり過ごすつもりです」

と語っているそうだが、

「彼女の能力を高く買ってくれる事務所はいくらでもあるはずです。その筆頭が『新しい地図』が所属する『CULEN』だと思います。すぐに現場復帰する可能性は十分あると思いますよ」(前出・プロダンクション関係者)

と語る。その理由は、『CULEN』の現社長である飯島三智氏との関係にあるという。

「重岡さんは、旧ジャニーズ事務所に出向した頃、『ジュリーさん(藤島ジュリー景子氏)に呼ばれたのでは?』ともっぱらの評判でした。ジュリーさんも以前フジテレビの局員でしたから。しかし、彼女がフジテレビ時代にプロデュースを手がけていたのは、香取慎吾の出演映画ばかり。当時、彼のマネジャーをしていたのが飯島氏でした。

『嵐』を手がけるジュリー氏と『SMAP』のマネジャーだった飯島氏は、犬猿の仲と言われていました。それぞれが乗った移動車は別のルートを走っていると噂されるほど。重岡氏が旧ジャニーズに出向した時には、『飯島さんに合わせる顔がない』と悩んだそうです」(前出・プロダクション関係者)

だが、正式に旧ジャニーズ事務所の取締役になってからは、在京局のテレビ局と同事務所の架け橋的存在となり、まさにジュリー氏の片腕となった。すでにジャニーズを離れていた飯島氏だが、重岡氏の才能を高く買っていたという。2人をよく知る人物は、

「もともと飯島さんは、才能溢れる女性が大好きだし、彼女の人柄を考えると重岡さんを気にかけている可能性はひじょうに高い。現段階で直接的な動きはないにせよ、重岡さんの気持ちしだいで華々しい復帰もありそうな気がします。

重岡氏が『CULEN』に入れば、彼女を慕うタレントの移籍もあり得るでしょう。そうなると、『STARTO』と『TOBE』、そして『CULEN』のパワーバランスに新たな変化が生まれるかもしれません」

と、予想。重岡氏の今後の動向から目が離せない。