チャンネル登録者数3.7万人超えのひとり暮らしのユーチューバー、ロコリさん(72歳)。ロコリさんの生活信条は「元気に前向きになれるものには投資する」こと。とくに投資してよかったのは、デジタルツールやスマート家電だそう。シニア世代とデジタルの上手なとのつき合い方を教えてくれました。

シニアこそ、好奇心を持つといい!

新しもの好きのロコリさん。それは母親ゆずりで、ロコリさんのお母さまは、まだ自家用車が一般的でなかった時代に社用車の運転手として働くなど、好奇心旺盛な方だったようです。
「私も新しもの好きで、パソコンには興味津々。特にApple社の製品には目がありません。動画の編集にはiPad、腕にはApple Watch。おかげで動画配信もできましたし、アルバイト先で若い人盛り上がることもできるのです」。

【写真】Apple Watchは若い人との共通の話題にも!

人気のApple Watchは電話をしたりタッチ決済をするのにも便利。SNSアプリも使え、心拍数などの健康チェックもできるのです。

年を取るほどしんどくなる家事はスマート家電に頼る

「生活は、年を取るほど機械化をと思っています」というロコリさん。床の拭き掃除にはロボット掃除機を導入しています。
「体がつらくて家事ができなくなるぐらいなら、機械に任せてしまった方がラクだし確実。古い家電をいつまでも使い続けるより、新しい商品のほうが省エネになることもあります」。

「私は料理が苦手だから、せめてご飯はおいしいものをと思って2合炊きの炊飯器を購入。サイズがちょうどよく、炊きあがったらお釜だけ取り出しておひつにできて便利なんです」。

キッチンの照明もじつはスマート家電。照明であるだけでなく、サーキュレーターのように空気を循環させてくれるのです。おかげで冬、暖房を使っていても、暖かい空気が足元まで届いてポカポカ。ストーブの設定温度を上げなくても快適で、暖房費の節約にも!

『ゆとりある日々を過ごしている人の素敵なお金の使い方 2024年度版』(扶桑社ムック)では、今回紹介した以外にも、自分らしいお金の使い方で幸せに暮らしている人たちを紹介。そのほか、年金のもらい方、老後の安心な住まいなど、プロのアドバイスも満載です。