人気の「韓国料理」。お店の味をおうちでも食べられたらいいですよね。ここでは、料理家のコウケンテツさんに「包んで食べるサムゲタン」のレシピを教えてもらいました。

おうちでできる!絶品「サムゲタン」のレシピ

手をかけずにじっくり煮込むだけで滋養たっぷりのスープとボリューム主菜が2品同時に完成! しっとりやわらかな鶏肉は葉野菜とタレで味変を楽しんで。

●包んで食べるサムゲタン

調理時間50分! 鶏のだしたっぷりのスープも1品に。

【材料(4人分)】

鶏モモ肉 大2枚
鶏手羽先、鶏手羽元 各5〜6本
A[水7と1/2カップ 酒1カップ 干しナツメ、甘栗(市販品)各8個 ニンニク2〜3かけ もち米大さじ4 ゴマ油大さじ1 塩小さじ1]
ミツバ(好みで) 1束
塩、粗びきコショウ(黒) 各適量
みそダレ、ネギダレ(下記参照) 各適量
好みの葉野菜(サニーレタス、フリルレタス、エゴマ、青ジソなど) 適量

【つくり方】

(1) Aの干しナツメはさっと洗い、ニンニクはたたいてつぶす。ミツバは2〜3cm幅に切る。

(2) 鍋に鶏モモ肉と鶏手羽先、鶏手羽元、Aを入れて強火にかけ、煮立ったらアクを取る。フタを少しずらしてのせ、弱火で30〜40分煮て、味がたりなければ塩少しでととのえる。

(3) (2)の鶏モモ肉は取り出して食べやすく切り、器に盛る。みそダレとネギダレ、葉野菜を添え、鶏肉を葉野菜で巻き、タレをつけていただく。スープは塩、コショウで味をととのえて(1)のミツバをのせる。

[1人分555kcal]

 

<ポイント>

サムゲタンに欠かせないナツメは、韓国ではおなじみの漢方食材。自然な甘味と独特の風味が煮汁に溶け出し、味わいが深まる。韓国食材店やネットなどで入手できる。冷凍すれば長期保存も可能。

スープも絶品!

●ネギダレ

さっぱりした香りが肉によく合う!

【材料とつくり方】

青ネギ(小口切り)2〜3本、しょうゆ大さじ4、サムゲタンの煮汁、酢各大さじ2、砂糖小さじ1を混ぜ合わせる。

[全量98kcal]

 

●みそダレ

コクと辛味があとを引く濃厚な味。

【材料とつくり方】

みそ、長ネギ(みじん切り)各大さじ2、コチュジャン、すりゴマ(白)、砂糖、酢、ゴマ油各小さじ2を混ぜ合わせる。

[全量226kcal]