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 2023/24シーズンではまさにレアル・マドリードではジュード・ベリンガムが、その世界の中心として活躍を披露。相次ぐ主力の長期離脱や伏兵ジローナの躍進、そして大黒柱カリム・ベンゼマの移籍という苦難に見舞われたチームを、実際にはMFである若きイングランド代表はストライカー並に得点を量産し、ラ・リーガやチャンピオンズリーグでの首位に大いに貢献してみせたのである。しかしながら先日のスーペル・コパでは優勝を果たしたものの、明らかにベリンガムの存在感は薄まっていた。いったい何があったのだろうか?

 確かにまだシーズンなかばというあたりで若武者が一時的なスランプに陥った可能性も否めない。日曜のクラシコでは3試合連続無得点と加入以来初となる経験も余儀なくされた。ただ忘れてはならないことは、前述の優勝を果たしたスーペル・コパと同様に、この試合でもレアル・マドリードは4−2で勝利をおさめているという事実であり、そしてそのなかでベリンガムが確かにパスゲーム然り、フィジカル面然り、かず多くのハイボールなど好プレーを披露。

 むしろスランプというよりもリュディガーやカルバハル、ブラヒム・ディアス、ルーニン、ヴィニシウスなどなど、日替わりでヒーローが誕生する好循環に入った、つまりはベリンガムを含めて負担をうまく分散することができているということ。そしてそれが功を奏した結果で、前述の通りタイトル獲得に手が届くということを改めて証明したのである。