『The Last of Us』クリエイティブ・アーツ・エミー賞で8冠の快挙!

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人気ビデオゲームをドラマ化した米HBOのドラマ『The Last of Us』が、第75回クリエイティブ・アーツ・エミー賞で8冠に輝く快挙を成し遂げた。

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『The Last of Us』クリエイティブ・アーツ・エミー賞で8冠

1月6日(土)に発表されたクリエイティブ・アーツ・エミー賞はメインとなるプライムタイム・エミー賞の前哨戦となり、米TV番組の製作・技術面に関わった人々を称える賞。『The Last of Us』は音響編集賞と特殊効果賞、特殊メイクアップ賞、編集賞、メイン・タイトルデザイン賞、音響賞のほか、ビル役を演じたニック・オファーマンとライリー役のストーム・リードがゲスト俳優賞に輝いた。

8冠を手にした『The Last of Us』に続き、同じくHBO製作による『ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾートホテル』、米FXの『一流シェフのファミリーレストラン』、Netflixの『ウェンズデー』がそれぞれ4部門を受賞。さらに、Netflixのミニシリーズ『BEEF/ビーフ 〜逆上〜』、『マーベラス ミセス メイゼル』シーズン5が3部門に輝いた。

『The Last of Us』は、クリエイティブ・アーツ・エミー賞と1月15日(月)に開催されるプライムタイム・エミー賞を合わせて24部門で候補になっており、主要部門ではドラマ部門作品賞、ペドロ・パスカルが主演男優賞、ベラ・ラムジーが主演女優賞にノミネート。27部門で最多ノミネートの『メディア王 〜華麗なる一族〜』に続いている。

以前にクリエイターのクレイグ・メイジンは、「シリーズは最終的に3シーズンか5シーズンで終わる可能性もありますが、4シーズンが適切な数のように思えます」と答え、4シーズンにわたって製作される可能性を示唆していた。

シーズン2の新キャスト

また、現地時間1月9日には、『The Last of Us』シーズン2にケイトリン・デヴァー(『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』)が参加することが発表された。

ケイトリンが演じるのは、ゲーム「The Last of US Part II」に登場するアビー役。彼女は、自身が所属するWLF(ワシントン解放戦線)と宗教カルトとの対立に巻き込まれた葛藤を抱えた兵士で、ファン人気の高いキャラクター。ベラ・ラムジー演じるエリーと共にもう一人の主人公でもある。ワイオミングの田舎町からディストピアのシアトルへと舞台を移す同ゲーム内では、エリーとアビーの視点を交互に切り替えながら展開され、また二人の衝突も描かれている。

世界中で大ヒットを放った『The Last of Us』シーズン2は、HBOとMaxにて2025年にリリース予定。シーズン1はU-NEXTにて独占配信中。(海外ドラマNAVI)