1月9日(火)大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)で、令和6年能登半島地震について、国会議員による現地視察が進んでいないことに関し、「現地を見ないで何をするんだろう。自分の目で見て伝えてくる人が必要」。と訴えた。

番組では能登半島地震による死者や安否不明者数を紹介し、政府が被災地への物資支援のため、今年度予算の予備費から47億4千万円を支出することを決めたという朝日新聞の記事を紹介。大竹は「万博の屋根で350億円とか言ってたのに比べると、少ないんじゃないの?」と素直な印象を述べ、「避難所で『今日食べたのはおにぎり一つ』なんて言ってる方もいたけど、どうして物資が行きわたらないのか。どうして人手不足が解消できないのかという問題にアタックが足りないように感じる」。と批判。そして、「国会議員は現地の迷惑になるから行くな、という不文律が生まれてしまっているらしいけれど、現地を見ないで何をするんだろう?ここに居ては分からないことがたくさんあるはず。国会議員が本当に渋滞を起こして迷惑をかけたの?現地に行って、自分の目で見て報告して上にあげる、という人が必要だと思う」。と意見した。フリーライターの武田砂鉄氏も「行動に出た人を軽んじる言い方をする人がいるけれど、全体像が分からない時は複数の目が必要ですよね」。と同意した。