年間出演本数200本超のあのちゃん過重労働で“ヘルプサイン”…病みツイート頻発にファンから心配の声
2023年8月8日、日ハム対西武戦の始球式を務めたあの(写真・共同通信)
「こころが終わりそうだったので一曲作った」
「今年8月29日、あのちゃんはX(旧Twitter)で、冒頭のコメントとともに自作ソングを投稿しています。夏ごろからこのようなツイートが増えており、ファンの間では“ヘルプサイン”を出しているのではと囁かれています」(芸能記者)
2023年12月13日に、1stアルバム『猫猫吐吐(ニャンニャンオェー)』を発売した歌手兼タレントのあの。今年は『NHK紅白歌合戦』に初出場が決定。さらに、タレントとして年間出演本数200本超、CM7社のほか、ラジオやイベントなど、マルチな才能を発揮して大ブレイクの一年となった。一方で、あまりの多忙ぶりが影響してか、ここ半年“病みツイート”を頻発しているのだ。
「一人が好き最高まじで誰ともいたくねえから会うならどうでもいい奴と会うそれが性に合う全員ゴミ自分がしょうもないしょうもなくていいわー懐かしい自分がいて安心して涙が止まらない可哀想だから抱き締めてあげるんだあ」(現在は削除済)
「YouTube shortにまとめられる人格も人生もどこにもないからな、それ見てわかった気になってんじゃねぇぞ馬鹿共が」
あのは12月20日に、Xでツイートを続けて発信。これらの投稿に、ファンからは心配の声が上がっている。
《あのちゃん…メンタル大丈夫かな》
《あのちゃん痩せすぎてていっぱい働いてるから心配なるんよな》
《あのちゃん最近生ライブで全然声でとらん。年末怒涛の連勤で疲れてるんじゃなかろうか。心配》
売れっ子ゆえの宿命ともいえるが、かつて過労で体調不良になったと告白する芸能人は少なくない。
「キングコング・梶原さんは自身のYouTubeチャンネル『カジサックの部屋』で、『はねるのトびら』の収録中になんとか笑いを取ろうというプレッシャーに押し潰され、移動中の新幹線で手の震えが止まらなくなったり、緊張しすぎて収録直前までトイレから出れなくなったとコメント。
ほかにも、ミュージシャン兼俳優の星野源さんは、ドラマやラジオに出演しながら作曲活動もおこなう多忙ぶりで、2016年に体調不良となり『ベストアーティスト2016』の出場を辞退しています。星野さんは自身のラジオ番組で『本当にスケジュールがいろいろ詰まっていて。体調もなかなか万全にならなかった』と振り返っていました」(芸能記者)
一躍時の人となりメディアに引っ張りだことなった今、あのの置かれた状況に病む原因があるのかもしれない。
医療法人社団TLC医療会「ブレインケアクリニック」の名誉院長・今野裕之医師は、労働時間が長くなっていることがもっとも危険だと指摘する。
「労働時間の長さと精神疾患の発症リスクには相関があります。たとえば、フィンランド労働衛生研究所による報告では、長時間労働(週55時間以上)と抑うつ症状には有意な関連がありました」
誰しも長時間労働が続けば、なんらかの健康障害が起きる可能性がある。
「一般的な抑うつ症状としては、抑うつ気分、興味と喜びの喪失、疲労感、焦燥感、食欲低下、睡眠障害、思考力の低下、自責感、死にたいと思う気持ち(希死念慮)などがあります」(同前)
『紅白歌合戦』では“モーマンタイ(問題ない)”と笑顔で歌って、ファンを安心させてほしい!