最後までエンゼルスに配慮した大谷…米代理人が明かした交渉舞台裏にエ軍ファン沈痛「泣ける…」
ネズ・バレロ代理人がエンゼルスとの交渉を告白
米大リーグ・ドジャースは14日(日本時間15日)、本拠地ドジャースタジアムで大谷翔平投手の入団会見を行った。争奪戦の末、10年7億ドル(約1014億円)で契約したが、代理人のネズ・バレロ氏は争奪戦の舞台裏を告白。前所属エンゼルスには再契約の「全ての機会」があり、「彼(大谷)はエンゼルスの全てを愛している」と明かすと、米ファンは「ショウヘイは最後まで離れたくなかったんだ。胸が張り裂けそう」と沈痛な面持ちだった。
大谷が同じ大都市圏のライバル球団に移籍した。米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のエンゼルス番サム・ブラム記者は自身のX(旧ツイッター)にバレロ氏のコメントを投稿。エンゼルスとは継続的に交渉をつづけていたようで、「ショウヘイにとってエンゼルスは特別なんだ。最後に連絡を取る権利を彼ら(エンゼルス)は勝ち取ったと我々は感じたんだ。だからその通りにしたよ」と明かしていた。
大谷が2018年に米国へ渡って初めてプレーしたMLB球団。思い入れも深かったようで、バレロ氏は「彼(大谷)がプレーするのを本当に愛した地だからね。彼はエンゼルスの全てを愛している。彼らに機会を与えたかったんだ」と配慮を説明。しかし、「エンゼルスには全ての機会があった。我々もそうだった。最終的には上手くいかなかったんだ」と告白していた。
コメントを読んだX(旧ツイッター)上のエンゼルスファンからは「ショウヘイは最後まで離れたくなかったんだ。胸が張り裂けそう」「球団を売ってしまえ」「これは心が折れるわ」「最後までエンゼルスにチャンスを与えていたのか」「これは泣ける…負けまくるエンゼルスが嫌いだけど選手たちは大好き」「驚きはない。ドジャースは第2オプションだったんだ」「彼は留まりたかったたかったみたいだ」などと移籍のショックが隠せないようだった。
(THE ANSWER編集部)